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2012.11.03
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テーマ:歯の矯正(621)
カテゴリ:美容・健康
 前回は一般的な歯列矯正の種類、特徴、費用について簡単に紹介しましたが、その中でも今回は目立たないことで最近注目を浴びつつある invisalign (インビザライン)について紹介してみることにします。

 インビザラインは invisible (見えない) と aligner (矯正器具)の合成語であり、その名のとおり、よほど近づいて見なければ歯列矯正中であることが他人にバレないのが特長です。



【インビザラインによる歯列矯正の流れ】


1. 検査

 どの矯正方法でも、事前に検査を行うことになります。
 これは、顎全体の X 写真を撮ったり、頭部写真を撮影したり、型を取ったりすることによって、現在の歯と歯列の状態、矯正の方針などを検討し、施術費の見積もりを出すまでの過程となります。

 検査費の相場は 10,000円~20,000円くらいになると思います。


2. インビザラインの型取り

 インビザラインによる歯列矯正の場合は、専用の器具を使って歯列の印象(型)を取ります。
 これは、通常よりも硬めの素材でできており、精密な印象が取れるのが特徴です。
(かなりピタッとくっついた感じになるので、外すのに一苦労するほどです。)

 当方の場合は、色は紫色で、ブルーベリーの味が付いていました。

 この印象を米国 ALIGN TECHNOLOGY 社に送ると、独自の技術で歯列矯正の 3D シミュレーションを行い、30 段階(難易度によって段階は増減する)でアライナー(マウスピース)が作成されます。
 つまり、印象を取るだけで最終段階までの歯列矯正に合わせたアライナーが全て作成されることになります。

 あとは、定期的にアライナーを取り替えながら歯列矯正を進めて行くだけの手軽さです。


 大まかに分けて、インビザラインによる施術はこの 2 ステップのみとなります。

 アライナー受け取りだけのために矯正歯科医院に通うのであれば、調整費自体は不要とも言えそうですが、実際は歯をさらに動きやすくするためにアライナーに器具を取り付けたり、歯周病の進行により一時的に歯列矯正を中断したりすることもありますので、やはり担当医による診断は必要となるでしょう。




【インビザラインの外観】


 インビザラインによる歯列矯正を始める際には、以下のようなスターターキットが手渡されます(写真は前回の使い回しです)。
 一見立派な感じですが、かなりペラペラな紙箱です。

inv_starterkit.jpg


 これを開けると、青色と赤色のアライナーケースが各一個と、利用の手引書(英文)が入っています。

 アライナーケースが二つ入っている理由は、現在のアライナーと前回使ったアライナーを管理するためです。
 たとえば、外出先でアライナーを外した際に、そのアライナーを紛失してしまった際は、前回分のアライナーを使うことによって次のアライナー受け取りまで凌ぐことができます。

 ですから、今回の分と前回の分の二回分のアライナーを常に保管するようにしておきます。

inv_starterkit2.jpg


 以下が、アライナーを収納したところです。

aligner_cases.jpg

 アライナーには現在のステージ確認用のステージ番号が印字されていますので、前回の分と今回の分を混同してしまうというトラブルを未然に防ぐことができます。
 ケースには、22 時間装着することが望ましいと書かれていますので、基本的には一日 22 時間、最低でも 20 時間は装着したままで過ごすことになります。



【インビザラインによる歯列矯正で気を付けること】

1. 新しいアライナーはかなりきつい

 アライナーはカバーではなく、矯正器具ですので、新しいアライナーを装着するときはかなり苦労します。硬いアライナーに巧く歯を合わせて嵌め込む感じです。
 フィット感がいまいちな部位は、以下のようにアライナー専用チューイーを噛みながらアライナーが完全に歯にフィットするまで調整します。


aligner_chewies.jpg


 最初の二日ほどは着脱で苦労することが多いと思いますが、暫くすると歯が動きアライナーに馴染んできます。

 しかし、次の段階のアライナーを受け取るたびにキツい感覚を味わうことと、アライナーのフィット感の調整が毎回必要となりますので、インビザラインで自己調整する苦労を取るか、一般的な矯正で担当医にワイヤー調整してもらう苦労を取るかは事前に良く検討された方が良いでしょう。


 出張が多い方や、頻繁に調整に通えない方が、矯正の進行状態によって数ステージ分のアライナーを纏めて受け取ることができるのはインビザラインの大きな利点と言えますね。


invisaligners.jpg


2. アライナーを装着する習慣が最も大事

 歯列は習慣によって整えられていきますので、常に歯列を固定した状態が必要となります。
 一般的な歯列矯正ではワイヤーで 24 時間歯列を固定したままにしますので、患者は普段は器具のことを意識しなくても良いのですが、インビザラインの場合はプラスチック製の矯正器具ですので、水以外の飲食物を摂る際にはアライナーを外さなくてはなりません。

 しかし、アライナーを外すことができることによって、装着を忘れる習慣が付いてしまうので注意が必要です。先にも述べたとおり、歯列は習慣によって整えられるため、原則としてアライナーを外すことができるのは食事のときのみと思った方が良いでしょう。


 次回は、一般的な歯列矯正とインビザラインによる歯列矯正の疑問と、当方なりの回答を纏めてみることにします。


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最終更新日  2013.04.11 22:49:50


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