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テーマ:マウスで、お絵描き日記♪(20)
カテゴリ:なんちゃってレビュー
ペンタブレットがあれば絵を描くのに便利だけど、ちょっと絵を描く程度だからなあ、という方は PC マウスで絵を描くという選択肢がありますよ。 MS ペイントとマウスで絵を描くのは、なんといっても今すぐ無料で始められるのがサイコーですね^o^。 それでは、マウスで絵を描いてみたい方のために、簡単な手順をご紹介します。 下準備:マウスポインタの速度を調整するボールペンとマウスとではそもそも持ち方からして違いますね。 ですから、ボールペンでイメージしたような線をマウスで表現するには、腕の動きに合わせてポインタがスムーズに動くように速度を調整する必要があるでしょう。 最初のうちは、ポインタの速度を一番遅くすると扱いやすいと思います。 慣れてくれば、通常のマウスポインタの速度でも描けるようになります。 設定のしかたは次のとおりです。 1. 「コントロールパネル」 → 「ハードウェアとサウンド」の順番に選択し、「マウス」を選択します。 2. マウスの設定ダイアログが表示されますので、「ポインターオプション」タブをクリックします。 ポインターの速度を一番遅くしてみましょう。 これだけでもかなり低速になりますが、絵を描くときのブレがこわい方は、さらに「ポインターの精度を高める」チェックボックスを外しましょう。 これでマウスポインタがビックリするほど遅くなります。 あとは自由に描くだけ!それでは MS ペイントを開けていろいろ線を引いてみましょう。 直線は簡単に描けても、曲線は手の平の動き、手首のスナップなどをきかせないとなかなかうまく描けないかもしれません。 滑らかに曲線が描けるようになるまで、ブラシを変えながら線を描いてみましょう。 基本的なブラシばかりとはいえ、低機能ながら工夫次第でやり方はイロイロですよ。 マウスでは筆圧が出ないだけでなく、MS ペイント自体が筆圧対応でないのは、ペイントソフトとしては残念なレベルですね。 しかし、ご覧のように、手の動かし方ひとつでかすれた感じや、線の強弱を表現できますので、いろいろな方向にマウスを動かすことによって、線の特徴をつかめば面白いことができると思います。 曲線に慣れてきたら、フリーハンドで絵を描いてみましょう。 クレヨンブラシは線が安定しやすいので、初心者にはおすすめです。 失敗を恐れず、どんどん描きすすんでみましょう。 楽天プロフィール界隈でよく見かける例のキャラはすぐに描けるようになりますので、練習用にいいかもしれません^^。 応用編:鉛筆ブラシだけで横顔を描くここでは、MS ペイントの鉛筆を使って、横顔を描いてみます。 MS ペイントの鉛筆は線がビリビリで評判は最悪なのですが、マウスをゆっくり動かすことで繊細な線を描画することができます。 作業工程のスクリーンショットを撮りましたので、順にご覧ください。 1. 線を極細(1ピクセル)にし、50%灰色で下描き 初期状態の鉛筆は中細になっています。これを極細にしてから 50% 灰色にすることで、好きなだけ線を引くことができます。 少々線がブレたり、間違えたりしても消さずにガンガン描きましょう。 不要な線はあとでいくらでも消せます。 2. 髪と服を描き足してみよう 髪は流れるように、服はキツ過ぎない程度に描き足していくと、だんだんと輪郭がはっきりしてきますね。 3. 鉛筆の太さを中細(2ピクセル)にし、黒色で上描き 下描きのを黒色で上描きしていきます。 マウスを滑らせながら、自分好みの線を描き足していきましょう。 4. だいたい描けたら、髪の毛を慎重につないで塗りつぶそう ここからがズボラお絵描きの山場になります。 髪の毛の線にすきまが出ないように、ていねいにつなぎましょう。 髪の毛をつなぎ終わったら、バケツツールを使って髪の毛の中をクリックしましょう。 髪の毛が黒色で塗りつぶされます。 5. 気になるところを描き込もう 髪の毛のぬり残し部分や、影づけなど、気になるところを描き足します。 最後にゴミ線を消してできあがりです。 目と耳をつなぐ線を消しただけですが ^_^; ご覧のとおりのラフ画なので、今回の作業時間は 動画キャプチャしたら勝手にファイルが分割されてしまったので結合してあります。 根気さえあれば、かなり細密な絵も描けるようになりますよ。 ちょっと前まで楽天プロフィールで採用していた鳥の絵もマウス画です^^。 これは写真を参考にしながら MS ペイントの筆ツールで描いたものです。 マウスで絵なんてムリムリ、と思っていた方は、超絶ヒマなときにでもお試しになってみてはいかがでしょうか。 無料のペイントツールMS ペイントだと機能的にイマイチとか、もっときれいな線を書きたいとか、やっぱレイヤー使いたいよなあとかいう方は、無料のペイントツールを使うという手もあります。 ここではリンクのみのご紹介となりますが、ご興味のある方はのぞいてみてください。 GIMP [英語サイト] 無料でありながら高機能なペイント機能つき画像編集ソフトです。 有料グラフィックソフトをお使いの方でも、GIMP だけは予備ソフトとして入れている方も多いでしょう。 ページは英語ですが、ソフトは日本語表記に対応しています。 多彩なブラシ機能、フィルタ機能でオリジナルロゴやバナーなども作れます。 ただ、とても重いソフトですので、利用者の好みがわかれるところでもあります。 FireAlpaca [日本語サイト] 軽量の国産ペイントソフト。頻繁にバージョンアップされています。 イラストレーターやアニメーターの間でも意外と人気があります。 シンプルな操作性のため、GIMP に比べると機能は少ないですが、多くを求めない方にはおすすめです。 MediBangPaint Pro [日本語サイト] 軽量の国産ペイントソフト。こちらも頻繁にバージョンアップされています。 漫画作成にも対応しており、Windows、Mac OS、iOS、Android と幅広いプラットフォームに対応しているため、デスクトップ、モバイルの両方で共通のツールを使う必要がある人にはおすすめです。 Pixia [日本語サイト] メニュー項目に独自の名称がついている部分があり、操作性にちょっと慣れが必要です。 意外と重めのソフトですが、国産ソフトとして固定ファンも多いです。 書籍も出回っていましす、有志によるオンラインマニュアルも結構みつかります。 Krita [日本語サイト] MyPaint [英語サイト] 画材を意識した高機能フリーペイントソフト。重めです。 英語版ですが、見やすいインタフェース、豊富なブラシとフィルタが用意されているだけでなく、ブラシの自作もその場でできます。 いくつかのパターンのカラーセレクタが用意されているのもうれしいですね。 日本の漫画用にコマ割りされたプロ仕様のテンプレートも付属しています。 2019/01/29 追記:リンク切れ修正 MediBang Paint Pro 情報追加 2015/02/21 追記:Krita と MyPaint 情報追加 YouTube 動画アップ ←こちらからこっそりコメントでけます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.01.29 18:02:31
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