|
カテゴリ:今日どんな本をよみましたか?
日本の高山植物 どうやって生きているの? (光文社新書) [ 工藤岳 ] 日本の高山植物 どうやって生きているの? 工藤岳/著 シリーズ名 光文社新書 1220 出版社名 光文社 発売日 2022年09月30日 本の内容 時には雲よりも高い場所で咲く高山植物。その小さく可憐な姿には、登山中どんなに疲れていても目を留めてしまう。ただ、少し立ち止まって考えてほしい。高山植物が私たち以上に過酷な場所に根を張っていることを。氷点下をはるかに下回る極寒の地。尾根に吹き荒れる強風。3か月とない生育シーズン。こんな過酷な環境で高山植物は日々を送っているのだ。なぜこんな厳しい世界であるにもかかわらず、高山植物は生き抜くことができるのだろうか。どうやって次世代に命を繋いでいるのか―。そんな可愛らしい花たちのしたたかな生存戦略の秘密を、30年以上高山植物一筋で研究してきた著者が鮮やかに描く。読めば“高嶺の花”を求めて山に出かけたくなる一冊! 目次 第1章 高山植物という生き方(生物の類似性と多様性 小さいことはいいことだ ほか) 第2章 高嶺の花はなぜ美しい(花がきれいな理由とは? 他家受粉にこだわる高山植物 ほか) 第3章 お花畑ができる仕組み(高山生態系は風衝地と雪田でできている 雪は高山植物の分布を決める ほか) 第4章 高山植物のたどった道(高山植物はどうやって生まれたか 日本の高山植物はどこから来たのか ほか) 第5章 消えゆくお花畑(消えたお花畑 とてつもない速さで変わる地球環境 ほか) ・お花畑の減少・・・ 図表1-1 花を咲かせたイワウメ 図表1-2 高山植物の女王 コマクサの花・・・、 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年11月22日 00時00分24秒
[今日どんな本をよみましたか?] カテゴリの最新記事
|