カテゴリ:日記
最近三浦しをんさんのまほろ駅前多田便利軒って本を読みました
この本ざっくりあらすじを話すと、 架空のまほろ市の便利屋さんの話なんですが、 (あっあらすじっていうか題名のままだ) このまほろ市、 ”東京の南西部に、神奈川に突きだすような形で存在する”っていう設定。 おお、それって地形的に地元近い~って感じで読んでくと、 この街知ってる。。。 実家は突き出すような感じの東京都ではなくて、 突き出された方の神奈川県のほうなんですが、 この小説上の”まほろ市”と思われる街、 小さい頃は家族で、 学校に行くようになってからは友達とよく行くお出かけスポット。 高校生の時は予備校にも通ってたなじみの深~い街なんでした そして赤い絨緞に等身大の甲冑、 大理石もどきのテーブルに、シートで貼りつけたステンドグラスの窓、 小説の中に出てくるあやし~喫茶店、 ”コーヒーの神殿アポロン” この店の様子が出てきたくだりを読んだあたりで確信しました! この喫茶店知ってる 便利屋が依頼人と会う”コーヒーの神殿アポロン”。 私にとっては友達と、 あやしい店内で怪しい内容の話しをする中年男性と女子高生尾行したという、 しょうもない思い出のあるお店です 暇だったんだな~私。。。 ということで、 小説の登場人物や物語の世界に親近感を持つという不思議な気持ちで読んだ本でした 登場人物のキャラクターと物語の世界の雰囲気がすごく気に入ったので、 それがまた楽しい。 評価をみると直木賞のわりには軽いとか、 色々評価は分かれるようですね。 確かに、小説を読んだというよりちょっとドラマを見たといった印象だったけど、 特に文学趣向ではないので私は楽しく読めました。 番外編があるみたいなので、 それが単行本化するのが楽しみです 東京南西部とその周辺に土地勘のある方にはちょっと変わった 指向からも楽しめる本だと思います。 その前にはまってたのは同時に直木賞候補に挙げられてたらしい、 伊坂光太郎さんの小説。 うまくいえないけど、 同居人の言葉をかりると「エグイ人間とか設定」でも、 全体的に読み心地自体はポップ♪て感じに読めます。 「オーデュボンの祈り」が一番好き お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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