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突然ですが・・・
熊本県山鹿市鹿本町来民(くたみ)の名産品をご存知ですか? 熊本県山鹿市鹿本町来民(くたみ)は・・・ 「来民うちわ」の産地として、京都や丸亀とともに「うちわの三大産地」のひとつとされているそうです。 「来民うちわ」は・・・ 慶長5年 (1600)、四国の丸亀の旅僧が一宿の謝礼として、うちわの製法を伝授したのが始まりといわれており、17世紀中頃、細川藩主 細川忠利が領内で産出される竹と和紙を使用してうちわ生産を奨励していたそうです。 最盛期(大正末期から昭和10年頃)には、年間約500万本を生産し、九州から中国、韓国、台湾など海外まで販路を広げたそうですが、近年は冷暖房の普及で需要が少なくなってしまったそうです・・・ 熊本県山鹿市鹿本町来民では、最盛期に16軒で「来民うちわ」を製造していたそうですが・・・ 現在では、「来民うちわ」の生産は、創業明治22年の「有限会社 栗川商店(熊本県山鹿市鹿本町来民)」のみが続けており、今では全国でも珍しくなった「渋うちわ」を製造販売しているそうです。 「渋うちわ」とは・・・ 和紙の表面に柿渋をひいた薄茶色のうちわであり、使えば使い込むほどに柿渋が変化して、とても良い色艶になります。 また、柿渋には、優れた防虫効果があるため、「来民うちわ」は丈夫で長持ちする特徴があるそうです。 栗川商店さんの「来民うちわ」には・・・ 柿渋には、毎年8月中旬に採った青い未熟な柿(がら柿(豆柿)と呼ばれるタンニンを多く含んだ柿)を丁寧につぶして寝かせ、3年から5年発酵・熟成させたものを使用しているそうです。 また、骨に使う竹は、9月半ばから翌年2月までに切った3年ものの真竹のみを使用しているそうです。 また、竹の加工~仕上げの柿渋をひく加工まで、18段階もの工程があるそうですが・・・栗川商店さんではすべて手作業で行っているそうです。 「来民うちわ」は、使えば使うほど味わいを増し、乱暴に使わなければ100年以上もつといわれています。 夏の御供に・・・熊本県産の「来民うちわ」はいかがですか? 有限会社 栗川商店 住所:〒861-0331 熊本県山鹿市鹿本町来民1648 TEL:0968-46-2051 営業時間:8:30~17:30 定休日:日曜日・祝日(1月~3月は土曜日もお休み) こんな面白い団扇も作っています。 ~募金のお願い~ 「Yahoo!基金」では「熊本地震」の被災者、被災地支援のための緊急支援募金を行っています。 Tポイントも使用できる(1ポイントから使用可能)のでポイントを眠らせていた方、ポイントが貯まっているけど使用用途が無い方など、今回の「熊本地震」の支援募金に使用してみてはいかがでしょうか? 「熊本地震災害緊急支援募金」 http://donation.yahoo.co.jp/ http://donation.yahoo.co.jp/detail/1630023/ 環境ブログランキング 良かったらクリックをお願いします。 人気blogランキングへ
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Last updated
2016.06.26 11:46:38
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