塊茎夕顔 ピンク・ムーン・バイン
今日は、少し珍しい花をご紹介します。塊茎夕顔で名前を、「ピンク・ムーン・バイン」と言います。名前のとおり、地下に大きな塊茎をつくり冬越しする多年草です。塊根は、ソフトボールくらいの大きさになり古株になるとさらに大きくなるそうです。冬に地上部を枯らし、春に地表から芽を伸ばして夏に花を咲かせます。アメリカ南部原産で、イポメアのなかでもかなりのレア物で、日本ではめったにお目にかかれないと思います。このイポメアは、Ipomoeaalba、I. turbinata などの夕顔を愛するガーデナーたちが、大変欲しがり広く捜し求められる品種で、播種から一年目は、成長が遅く草丈もあまり伸びません。地下では、根をしっかり張り塊根を作って越冬し、翌年の開花のために株を充実させます。2年目の夏~秋に、とても大きなソフトピンクの花、息を呑むほどの美しさです。花弁のエッジは、細かく波打つフリルが入り、中心は濃いローズ色のアクセント。宵に開きはじめ、深夜に満開、翌朝まで続きます。アメリカでは、この花を愛でながら、夕方から庭で食事をするそうです。今は、地上部は枯れていますが、地下では大きな塊茎をつくり冬越しています。掘り出してみたところこんなでした。(画像が悪くごめんなさい)種も出来るんですが、とっても面白いんですよ。もじゃもじゃの毛が生えています。ヨルガオですから、もちろん夜に咲くんですが、お日様がカンカンにならない午前中は咲いています。大輪種みたいで、とても大きな淡いピンクの花で、まわりはフリルがついています。それでは、開花した様子をご覧ください。↓↓↓↓↓↓たしか、10時過ぎでしたので少ししぼみかけですが雰囲気が伝わりますか?僕は、白い夕顔と交互に植えます。白い夕顔は、とっても香りが強く仕事帰りの方たちがその香りに足を止められます。そして、ピンクムーンバインの美しさに見とれていますよ。もし、育ててみたい方がおられましたら、少しですが種をお分けできます。よろしければ、ご連絡ください。ちなみに、僕は3年前に購入しましたが種5粒で6,500円でした。それから、黄色いルコウ草の種もお分けできますよ。