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2006年01月03日
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テーマ:新撰組!(305)
・・・江国香織じゃないですけど(笑)

っちゅーか、「新選組!!-土方歳三最期の一日-」を放送する前に、総集編3編一挙公開するってのは、NHKもやるなあと^^;
変なことに気がついてしまったりもしましたけど(笑)
(山南さんの切腹シーン、脇差に半紙幅広く巻き過ぎです。刃の部分が切っ先残して全部包まれてしまって、それじゃ多分斬れませんとか)

いや、心が変わった途端にお亡くなりに、というパターンは同じなのに、ツボをつかれちゃうんですよね。
条件反射っていうか^^;
先の展開におおかたの予想はつくし、分かってんだけど、山本さんの下目蓋が赤くなってるとツーンとくるんすよね。

ストーリー的には三谷さんも書いてたように、だいぶ司馬遼太郎の「燃えよ剣」イメージから脱却しようとしていた感じがする。つか、それをまんま描いたんじゃないかと思う。つまり、近藤斬首後の土方は死に場所を求めて戦っていたという「定番」
それはしっかり浅田次郎「壬生義士伝」なんかにも継承され、より強まってたんですが、北方謙三「黒龍の柩」で「何もそうとは限らないか」と思った。それに近い感じでした。
しかし、榎本に説得されるかあ、土方(笑)←?
や、新選組おっかけて本を漁っていくと、どうしても榎本・大鳥に好感がもてなくていたんです。
一応北海道の偉人なんですけどね。榎本・・・。

ありゃ北海道の風景じゃないよなと思うものの、函館方面は北海道の中でも異質なので、いいのかもしんない。
しかし、彼らは渡島桧山のあたりしか動き回ってないわけで(榎本なんかは室蘭近辺にも来たことはあるらしいけれど、土方はどうなんだろう? )、あの辺だけで「広大な未開地」をイメージできたのかどうかってのはちょっと謎である。しかも一番狭い部分でもある五稜郭から見渡して広さを感じるというのは無理があるけど、まあそこはしょうがない・・・。米もほとんど取れなかったはずで、ブドウなんかもずっと後だし、ほんとに牛で済ますつもりだったんかな(どうでもいいツッコミ)

この話は、徹底的に山本耕史の土方歳三が、土方歳三として死ぬのための話だったと言っていいと思うんです。
居ないシーンがほとんど無いし、その場に居なくても土方の名は連呼される。アップは多いし鉢金もかぶらんで殺陣やるし馬乗るし、派手だしかっこつけるし。実は本編ではそんなに印象強くなかったんですけども、ここまでやられるとアレですね(なんだよ)
ちなみに本編は、宮川勝五郎が島崎勝太を経て近藤勇になる話だとおもってます。

近藤さんの新しい画が無いもんで、土方は近藤より山南贔屓だったような感じが強い。最期に迎えに来るのは、かっちゃんじゃなくて山南さんでもよかったんじゃない?^^;
ことあるごとに山南さんを持ち出してきていた気がする(その辺がなんとも「黒龍の柩」っぽい(注:山南の性格は全然違ってます。この人、ホントに書く人によって雰囲気が違う・・・)
<ヌエ退治>も山南つながりだし。
その分総司の影が薄く、「新選組って近藤・土方・沖田がメインじゃなくって、近藤・土方・山南だったっけ?」みたいな^^;
「組!」において、いかに堺山南が大きな存在だったのかがよく分かるよーな。
「俺が大枠を決め、細部を山南が仕切る。それが新選組のやり方だった」つっても、山南さんホントは随分前半で姿を消しちゃうんですけど!^^;
土方の本領発揮って、むしろその後だよな~。

つか、どーしてそこまで徹底的にかっちゃんを隠すのだ。メイキングブックでも1枚だけ胴体のみ映っているのがあっただけ。
この作品、回想シーンにもかっちゃんは出てこないので、かなりの損害を蒙ったと思われます・・・。


榎本武揚の片岡愛之助さんがニクイ。途中から江戸弁になるし。柔弱温和そうに見せておいて、絶対土方より下にはならないし。
榎本に近藤を重ねてついてきた、という番組前半の土方は「なんか違わないか?」、と思ったんだけど、改心(?)した土方が榎本を見上げる土方の目つきが「組!」でかっちゃんのバックアップに懸命だったときと同じ目で、「あ、重なった」と思いました。
しかし、よく二人の会話だけの長丁場を引っ張った。役者さんの力量を感じました。「義経」ではこうはいかないな。
そういや、裏でやってた「八犬伝」の方はガチンコのように同じ時間だったみたいだけど、ちょっと視聴率争いが気になります。どうだったのかな~。
ずらりと八犬士の並んだCMが、いかにも戦隊モノぽくて、見る気が失せてたんですけど。

好感の持てなかった戦ベタの大鳥圭介も、「そういえば、洋装になっても髷を落とさない硬派な面もあったんだ。実はアツイ人だったんだ」と思い直し、「ヤハリ人は、多面的に見なければ」などとエラソウな感慨も持ちました。地図で済むところ、ミニチュア模型まで手作りしちゃう(楊枝を削っていた)人が、榎本の髭の手入れを咎められるとは思わないが(笑)
お笑い担当のようなトコもあって、土方のかませ犬になっちゃうかと思ったけど、ちゃんと浮上させてくれて嬉しかったです。土方の死を聞いて、せっかく作った立体模型を壊してしまう荒れっぷりも、身も蓋もない泣き崩れ方も、私の大鳥像をいい意味で覆してくれました。


それ以外は、全面本編ファン向け同人ビデオと言っても良さそうなつくりに思えましたけど、いかがでしたか?
土方が兵に酒を振舞う時期と場所も違う等々、色々史実と違っているので、その辺は90分という時間枠が憎い・・・(番組的にはまとまってたと思うけど)
昔からのメンバーの照英の島田と熊面尾関がすっごい頑張ってました。特に島田。土方と一緒に居たがるところとか、あんなに熱いキャラだったかと思いつつ・・・。土方が撃たれて死んだシーンは正直ほとんど泣けなかったんですが、それを知った島田の取り乱しようには誘われました。彼は以後死ぬまで、土方の戒名を肌身離さず持ち歩き、日記を残したりして永倉とともに新選組の悪いイメージを払拭することに貢献していくわけですね。
佐藤B作永井様がなんかいい役をやってらっしゃるし。「ごめんなさいでいいじゃないか」は名文句よね。
撃たれてもふんばる尾関が番組中で死ななかったのにはホッとしました。立場が島田のサポートという感じで、もうちょっとイイトコみたかったです。
しかし、滅多切りにされる蟻通を壁一枚隔てた格子窓から見守るしかなかった島田の絶叫は悲しかったです。弁天台場は大変だったんですね。地味に生きてる山野といい、出番~~~!!
(ちょっと気になりましたが、榎本に「まるで鵯越」と言わしめ、新選組を弁天台場に押し込んだ「函館山を一晩で越えて、市内へ奇襲」作戦を立てた薩長側の司令官は誰だったんでしょう? 土方らの予想を超えて、五稜郭陥落のきっかけを作った結構スゴイ人なんじゃないかと思うんですが。黒田了輔でいいのかな)

最後は市村鉄之助が草原を走り抜けていく遠景で終わりましたが、丘の頂上に現した瞬間の姿はまるでポニーテールの少女(爆)
突っ込むより先にかわいらしさに悶絶してしまう^^
まさに総司の二の舞ッス(自前の“沖田総司”像とはかなり違っているものの、表情で「全然O.K.」と思えてしまう・・・お前ら反則だ(爆))


メイキング&ビジュアル完全ガイドブック(山本土方写真集ともいう?)を事前に読んでおいて正解だったと思う内容でしたが、準備なしで見たら、また違ったのかな~。


ところで、「功名が辻」が意外と面白そうで。
PRのVTRでは、なんだか泥だらけの場面ばっかり見た気がしますが(笑)
大河卒業しようと思ってたんだけど、ダメかもしんない(笑)
やっぱ上川さんだしな~。む~。
「新選組!」と同じように、予備知識ゼロから見ようかな。





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最終更新日  2006年01月04日 02時35分31秒
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