クリミナル・マインド

クリミナル・マインド FBI行動分析課はアメリカ合衆国のテレビドラマ。2005年9月よりCBSで放送されている。

FBIの行動分析課（Behavioral Analysis Unit、BAU）のメンバーたちが、犯罪者たちをプロファイリングし、犯罪心理を読み解き、事件の解決に挑む（なお行動分析課は架空の課である）。番組の始終には登場人物による格言を引用したモノローグが入る。他の犯罪ドラマと比べ、プロファイルにより殺人鬼のむごさと性格を伝えるだけではなく、犯人が過去にどんなことをされて殺人鬼になったのかという、「殺人犯に至るまでの生い立ち」も表されるエピソードもある。2010年1月現在、第5シーズンが放送中である。

★クリミナル・マインドシリーズ★

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★キャスト★

デヴィッド・ロッシ - ジョー・マンテーニャ
BAU創設メンバーの一人でホッチナーのプロファイラーの師。既に引退し長く現場から遠ざかっていたが、ギデオンが辞めた後のBAUに復帰する。
見た目は紳士然とした品の良さだが、性格及び手段はむしろ過激。仲間を驚かせることもしばしば。
実は、20年前に自分が遭遇した未解決の事件を、夢にまで見るほどいつまでも引きずっていたが、シーズン3「20年目の決着」にて、チームのメンバー達の協力を得て、ついに犯人逮捕。自身も呪縛から解放される。

アーロン・ホッチナー - トーマス・ギブソン
BAUのリーダーであり、チームを指揮する。仲間内ではホッチと呼ばれる。第8話『ナチュラル・ボーン・キラー』で、犯人の「虐待されて殺人者になった者以外は?」との問いに、「犯罪者を逮捕する側に…捜査官になった」と答えたことから虐待された過去を持つらしいことが明らかになった。
家族を愛していたが、仕事を優先せざるを得ないことが多かった為にシーズン3で妻から三行半（みくだりはん）を突きつけられる。弟はロースクール進学を蹴り、料理人の道に進んだ。父を病気で早くに亡くしている。
シーズン4『リーパー』で、犯人から「自分を探さなければ殺人をやめる」という内容の取引を持ちかけられるが、拒否。その結果、8人の犠牲者を出し、自責の念に駆られる。

エミリー・プレンティス - パジェット・ブリュースター
アラビア語、スペイン語を流暢に話す語学の達人。エルがBAUを去ったあとにチーム入りする。母は元大使。安定した穏やかな女性。モーガンとはカート・ヴォネガットのファン仲間である。
シーズン3「暗闇の子供たち」で、家族を殺され唯一生き残った少女を引き取ろうとするが、ホッチから「仕事に私情を持ち込むべきではない」と反対される。

デレク・モーガン - シェマー・ムーア
肉体派の捜査官。もとは爆弾処理班に所属していた。過去に犯罪歴があり、犯罪者の立場から行動を推測する事を得意とする。或る事件で少年殺害の容疑で逮捕されるが、自分の無実の罪を晴らそうとする仲間を信頼しながらも過去を知られることを拒み、非協力的だった。ガルシアとは軽口の応酬で会話をする兄妹的仲間で、彼女の負傷の際責任と罪悪感を強く持ち、何くれとなく世話を焼いていた。
シーズン4「リーパー」で犯人に遭遇、銃を向けられ殺されかけたが、気絶していたことを理由に生かされた。

Dr.スペンサー・リード - マシュー・グレイ・ギュブラー
IQ187、博士号を3つ持つ天才であり、その幅広い知識を生かして犯罪捜査にあたる。二重人格者の犯人に麻薬を使った拷問を受け、その後遺症で言動が不安定になっていたが、麻薬依存症を克服しつつ成長していく。母親が統合失調症で、遺伝的要素に怯えている。スタートレックファン。
演じるギュブラーが、「囚われの姫君」と呼ぶほど、犯人に誘拐されるなど危険な状況に陥ったり、とても重要な役割を果たすようなエピソードが多い(シーズン1「恋に落ちた捜査官」、シーズン2「多重人格者」「殺人衝動」、シーズン4「カルト教団の行方」「バイオテロリストを追え」「幼児誘拐」等)。
犯人に誘拐され拷問も受けた「多重人格者」では、最終的に犯人を射殺するが、同じく多重人格者が登場したシーズン4「2人の殺人鬼」で、連続殺人鬼であった人格と共に死にかけた自分を助けてくれた本来の人格をも殺してしまったことに苦悩していたことが判明する。

ジェニファー・ジャロウ - A・J・クック
愛称はJJ。広報担当として、事件の詳細をマスコミに公表したり、または止めたりと情報操作を受け持ち捜査をサポートする。また、次にBAUが扱う事件を選定する。
シーズン3で妊娠が発覚、シーズン4では産休を取り、1児の母となって戻ってくる。

ペネロープ・ガルシア - カーステン・ヴァングスネス
コンピュータネットワークを駆使し、事件解決のヒントとなる様々な情報を提供する恰幅の良いIT技術分析官。内勤。元ブラックリストトップレベルのハッカー。非常にユーモラスなところがあり、特に男性陣には常時冗談を言い放つ（モーガンとの軽口は撮影の合間に、カーステンとシェマーが実際に言い合っている会話が面白く、シナリオライターがそのまま使った。とインタビューでカーステンが明かしている）。
シーズン3で2発の銃弾を受け負傷。その際に発覚した、彼女が個人で行っていたあることが問題視され、一度は自宅謹慎を命じられたが、後に復帰。この事件に関して、特にトラウマを抱いてはいない様子。
シーズン4「連続放火犯」で、ホッチナーから専門外であるプロファイリングを任され困惑する。そして犯人と思わしき人物の生い立ちを知って激高、その過去を作った人々を責め、犯人を擁護するような発言をし、後悔する。

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