藤田田
日本マクドナルドを作った人。日本トイザらスも。1926年大阪府生まれ、東大卒。学生時代に起業。仕事を趣味とする。仕事中に死ぬことが本望であるといっている。他人にも厳しいが、自分にはもっと厳しい。逸話も多い。その中で私の好きな言葉。『60%確実ならやるべきである。やらなければどうしようもない。また、60%確実だと思ったことは成功するのである。それを100%の確率まで待っていたならば、チャンスはよそに逃げてしまう。』完璧を求めると時期を失う。時期を失わず自信をもって行動すれば結果は違ったものになる。もうひとつ、エピソードを公私混同が嫌いな藤田は、接待が非常に嫌いだった。接待の費用は、何らかの形で接待を受ける側が負担しなければならない、と考えていたためである。健康のためゴルフの変わりに新聞配達をしていた。その給与をすべてアルバイト学生の奨学金とした。人が聞いたら、冗談だと思われることである。すべてに厳しいが、人間味のある愛されるべき経営者の一人である。