家での経過≪1. 家での経過≫ 22日の夜から、ずいぶん気温が下ってた。 冷房、扇風機無しでもOK。 朝6:30ごろ 今にも降りだしそうなドンヨリ雲。気温は低め。 いつものように散歩に行く支度をする。 なぜか出掛けに、りゅう、ガブガブやたらに水を飲む。 冷房無かったから、暑かったのだろうか? イヤな気持ち。。。 運動前の食事、多量の水は、胃捻転の危険大。 いつもいつも、これだけは気をつけてる。。。つもり。 空から雨が落ちてきそう。 胃捻転を心配するなら、散歩は少し後にしたいが、雨も困る。悩む。 胃がゆさゆさしないよう、ゆっくり短く散歩。 とうとう雨が。。。気持ちが急く。 でもゆっくり。 歩き出してからすぐ、涼しいはずなのに、りゅうの息が荒い。 ちょっと気になる。 りゅうが行きたいと意思表示する方は、長い上り坂。 恐らく休みなく、せっせと上がる。胃捻転が怖いから、強引に方向変える。 りゅう、不満そう。 行ってあげたらよかったかな? 帰宅後、雨なので、いつものボール遊びは無し。すぐ足洗い。 7:30ごろ 朝ごはん。 その後は廊下で穏やかに寝てる。いつもの光景。 9:00 雨だし、以前に頂いたオモチャで写真撮影しようと思いつく。 持ってくると、2ワンそろってウキウキ。 今思えば、食後一時間半。まだ少し早過ぎだったのか? いつもの位置でカメラ構える。 りゅう、オモチャが早く欲しい。みつめてる。 そのままカメラに対して、真横向いて座ってしまった。 「こっち向いて!」と言いながら、カメラ片手に、左手でりゅうに触れて合図。 ちょっと面倒臭そうな表情。。。いつものこと。 立ち上がって、こちらに向く動作。 途端に、後ろ足が滑るように開き、腰が砕けて姿勢が崩れる。 スローモーションで見るように、左側下にして、そのまま倒れる。 頭、私の右腕の中。 目が大きく開き、色が無い。 口、堅くどんどん閉まっていく感じ。 一瞬、母が倒れた光景がよみがえる。 とっさに口に左手を入れて、舌が巻かないようにと思った。 私の手を、ギューっと噛む。犬歯が食い込む。 失禁。 ※ 後に聞いたところ、手は入れてはならないそうです。 必死の力なので、指を失うこともあるらしいです。 リモコン、タオル等の物を。。。しかし、とっさに品物を取る余裕はあるかな? 歯をこじ開けて、近くにあったタオルを噛ませる。 だいたいが30秒くらい? 長くても1分くらいの出来事だった気がする。 それ以降は、ずっと静かに呼吸。 口が冷たい。 よだれはあまり出ない。 歯茎、舌の色をチェック。紫色(チアノーゼ)。 ※ このとき、歯茎、舌の色が、紫色か白いかが重要だと、後で教えていただきました。 よだれの量も要チェック。 息が冷たい。 身体の温度が低い気がする。 手足の先まで冷たい気がする。 9:15 片手でりゅうを抱いたまま、すぐに主治医の先生に電話。 主治医の先生は片道2時間。距離があり過ぎて間に合わないので、 近所で往診してくださる先生をとのご指示。 このとき、もっと胃腸あたりを触って、よく注意したらよかったかも。 運悪く、以前通った病院は休診日。 何軒か電話してみたが、皆、診療時間なので往診は断られる。 ※ あつかましいと思いつつ、もし運び込むとしたら。。。と、 念のため、心電図があるか?を伺いました。 置いてない病院もありました。日ごろから知っておくことも大事かも。 診療時間中にも関わらず、初めて電話したのに、A先生が来てくださることに! ありがたかった! 先生が来られる少し前、立ち上がって少し歩く。 すぐにハアハアする。その息が、ヒヤーっとして冷たい。 いつもならあり得ないこと。 廊下で伏せ。 廊下は狭くて、診察が大変だろう。。。 少し抱えてバックさせ、部屋の入り口まで下がらせる。 10:30ごろ A先生来て下さる。 りゅう起き上がれず、じっと先生を見てるだけなのに、 それでもシッポ振って出迎える。 いじらしい。。。 往診だけでは詳細は不明だけど、心臓は年齢相応に悪いとの話。 どう悪いかは仰って頂けなかった。 年齢なりの心臓肥大は始まってると聞いてるが、悪いとは初耳。 どう悪かったのだろう? A先生によれば、犬の心臓は2歳から老化が始まるそうだ。 心雑音は無いとのこと。 心臓だけでなく、脳、その他いろいろ要因は考えられるとの説明をしていただく。 過去の病歴、常備薬のこと、過去の血液検査データ等をお見せする。 目は、ちゃんと光にも反応してるので、脳の影響は無いだろうとのこと。 熱は38℃。ちょっと低いくらい。 熱が無いので、感染によるものの疑いは無しとの判断。 心臓の注射。(ラシックス ネオヒリン・・・利尿剤) 少しだけフラフラ歩く。 少し動いただけで、身体全体で息してる。 これは心臓の症状とのこと。 しかし、以前から咳をしてるはずだが。。。と。 りゅう、数日前からの一日一回程度の咳以外、気になる咳はなかった。 午後にまた往診して下さるお約束して先生がお帰りに。 先生の指示で、試しに食べ物、水を口に運ぶけど、顔を背ける。 こんなことは初めて。 言い現しようのない怖さ。 ずっと廊下で休んで寝てる。静かな呼吸。 静か過ぎて心配。。。でも眠ってはいないらしい。 目は私を追う。 声だけかけて見守る。 なるべく安静にさせて休ませる。 途中、お腹の音が気になる。 いつもお腹壊す直前の腸の音。クジュグジュ。ギュルギュル。 そばに立っただけで、私によく聞こえる。 不安。 3:00 A先生が来て下さる直前、朝ごはんに食べたフードを吐く。 中に若干の草を発見。 ※吐いたときは、できるだけその中に異物が無いか、要チェックです。 診察してもらえるときは、吐しゃ物、すぐに処分せず、先生に見せた方がいい場合も。 とたんに、元気そうに立ち上がる。吐いてすっきりしたのか? 顔の表情が明るい。希望が持てる? 水を飲もうとするが取り上げる。 ※ 吐いた直後の水は厳禁です。更に吐き気を誘発します。辛いけど我慢させます。 唇に、水を垂らして舐めさせる。 後になれば、水飲ませてあげたかった。。。我慢して偉かったね。 手作りワンコ扉から、オシッコに出る。ウンチは出なかった。 よかった。下痢じゃなさそう。 シッポ振って元気。 A先生が来られて、とても嬉しそう。 先生も少し安心された。 熱38.2℃ 少し上がっててよかった。 吐しゃ物をご覧になる。 聴診で、お腹が動いてないとのこと。 過去に胃腸が悪いことはお話する。 緊張から、自分で空気飲み込んで、胃にガスが溜まる話に、先生、驚愕される。 過去に一頭も見たことない。「胃腸は、今後も要注意だね!」と。 あくまでも、ご自分は「近所の二番目の医者としてでいいよ」と、 主治医が遠方なことに充分に理解していただく。助かる。 りゅう、こっちにおいでと言うと、ちゃんと先生の傍に来た。 もう少し近くへと言えば、ちゃんと先生の方に寄った。 先生におりこうだと誉めていただく。 注射2本。 (アミノベンジル ペニシリン ・ プレドニゾロン 各1・・・抗生物質・炎症を抑える薬) 今日は安静にして、明日はいろいろ検査していただくことに。 よかった。。。 こんなんでも、様子見で済むものなんだと、ちょっと安堵。 5:00 時々向きを変えながら寝ていた。 今にすれば、居心地悪くて頻繁に向き変えたのかも。 突然、伏せの姿勢で息が荒い。 暑い? ちょっと違うような感じ。 外に行きたい意思表示。 またワンコ扉からオシッコに出る。 いつも主治医の先生に聞かれることが耳に残ってた。 胃、腹部に膨満感はないか? 掌で触ってみた。 なんとなく、クビレの下側が張ってる気がするが、よく解らない。 いつも足拭くとき。。。 後ろ足を拭くとき、左腕をお腹の下に回して、逃げ出さないようにしてます。 大型犬でも、お腹を抱えられると身動きできません。 ためしに、いつもの ↑ の体制をしてみた。 いつもと違う。 腕の回り方が違う。 膨らんでる。 くびれた部分の下側、柔らかい。ポワンポワンと、いつもと違う感触。 初めて感じる感触。 すぐA先生に電話。 「本当にお腹が張ってきたら、そんなに落ち着いた声で電話できないくらいですよ」 と言われた。 確かにどんどん張ってきてるわけじゃない。でもいつもとは違う。 本当は泣き出したいくらい焦ってる。 焦ってるけど、一生懸命に押し殺して、落ち着いて、落ち着いてって電話してる。 そうしないと、唇が勝手に震えてる。 きっと何喋ってるか解らなくなる。必死に電話してるんだから! 自分の感覚だけで、思い過ごしかもしれない。 無駄かもしれないけど、レントゲンをお願いした。 足はふらつくけど、車にのせることができて、すぐ病院へ。 そらは留守番させる。 不思議とそらが吠えてなかった気がする。 2. 病院で。。。 → 3. ひとりごと → 《りゅう 頑張った一日でした》 トップへ戻る ← |