しあわせのとき

ふとこんな夜中になると

ついつい思い出してしまいます。

突然いなくなった彼のことを。

いろんな恋愛をしてきて思うんだけど

相手が生きていてくれるだけで

救われるときがあります。

同じ空の下、つながっていると

感じることができる。

その反対に、相手がこの世にいないことほど

つらいことはありません。

恋愛ばかりじゃなくても

心を通わせた人には生きていてほしい。

死というものは必然だろうけど

やっぱり突然そうなることは

人の心に大きなショックを与えます。

もうこのブログを読んでる人は

わかってるかもしれないけど

うちはそんな心のショックがぶり返した時、

自分でもコントロールつかないほど

落ち込み、周りが見えなくなり、時間が止まってしまいます。

よくいろんなことがあっても

「時間が解決してくれる」って言われます。

でもね、うちはこの言葉はけっこう残酷な言葉だと思う。

前を向いて生きる、プラス思考で、しあわせになる・・・。

時にはそんな言葉でさえも、なんとなく疎ましく

なんとなく空虚に思えてしまう。

人の心の弱さもそれはそれとして受け止める。

弱い心をさらけだせる、

そんなやわらかい、あたたかい世の中であってほしい。

ひとりぼっちを感じたとき

「そばにいて」って言っていいじゃない？

苦しいとき「助けて」って言っていい。

ただただ泣ける場所で泣いたらいい。叫んだらいい。

そっとしといてほしいときもあるさね～。

がんばって笑顔でいればいいことあるかもしれない。

楽しいこと考えて少し忘れることもできるかもしれない。

でもね、心のスピードはみんな違うんじゃないかな。

あせらなくていい。いそがなくていい。

そんな言葉でさえも苦しいよね。

心が止まってしまってる人、

ゆるやかに心の闇が晴れつつある人、

そんな人たちにゆっくりとさりげなく寄り添って

一緒に歩ける人にうちはなりたい。(*^ー^*)




昨日ひとりの男の人が突然、店先で話しかけてきました。

もう４、５年、いろんな不幸なことが起こってるって。

どうしてだろうって。

ただたまたまうちが応対しただけだけど、

うちにはその人が昔からの友達のように思えました。

彼も吸い込まれるようにここに来たって。

彼は身長が１７０cmはあると思うけど、

一時期、体重が３５kgぐらいになったそう。

生死をさまよったけど、ようやく今は体は戻ったらしく

見た感じは健康そうでした。

だけど・・・目がね、今にも泣き出しそうだった。

きっとぶわっと吐き出したいんだろうな～って思った。

だけど、その瞳はこわがっていました。

「もう何もかも自分で決めることがこわくなった」と

彼がポツリと言いました。

そのとき、「あ～・・・」っとなんとなくその感覚がわかる自分と

今のこの世の中がそういう心を作ってしまってるのかも、と

思いました。

人は「いいこと」に流されちゃいけないような気がします。

「こうしたほうがいい」に進むことを否定はしないけど

「こうしたい」を最優先するべきなのかも。

あらゆる人の生き方に善しも悪しもなく、

すべてがそのままでＯＫだと思うんです。

だからなんとなく自信がないことでも

「自分で選択する」ことが「生きる」ってことのように思います。

これはうちが感じることだから、いろんな意見があると思うけど

いまの世の中は、あるひとつの大きな流れで、それをかき乱したり、

はずれたり、水面を揺らしたりするだけでもいけないような

そんな風潮があるように思います。

そう思ってる人が多いように思うんです。

だけど、本当は水の中の生きものたちは

思い思いに泳ぎ、自分らしく生きている・・・。

それが人間にだけ見えていない、そんな感じ。

流れるスピードは違っていい。

たまには逆流したっていい。

水面で陽気に跳ねたっていい。

身をゆだねて流れに乗っかってもいい。

たまに流れの渦に飲み込まれそうになるかもしれないけど

ひとりひとりの、思い思いの人生を大きなこの世の流れは

すべて包み込んで海へと運んでくれるはず。




(*^ー^*)そう思ったら眠くなりましたぁ～。(笑）

おやすみなさいませ。