花七曜／上富良野だより

息子はこの春から大学生。

経験のなさを若いというのだろうと、思う。
年と共に、いつの間にか、色々なことを経験して
色々なことに対処できるようになった自分がいる。
多少、応用も利くので、
対処できる幅も少しは広くなる。

でも、経験の少なさから新しいことを経験することを怖がることが
若いということなのかもしれない。

いうことは一人前、
する事は子供。
怖がっていることをいらだちにすり変えて、
恥をかくこと、かっこわるいことを嫌がる。
それが、自分の経験を狭めていることも知らずに。

でもさ、ふと気づいたら、ホントに
それぐらいのことで
恥をかくことができない年齢になっていたりするんだよ。

だからさ、恥をかけと教科書みたいなことは言わないけれど、
でも、なんでも「自分でやれば」と冷たいことは言う。
それが、あんたの経験になるんだから、
ワタシはそれを取り上げたりしまセン。

といいつつ、そろそろ母親業廃業かなと、
ちょっと寂しかったりして