全て
| カテゴリ未分類
| 目次
| シックライフ
| シックハウス症候群
| 化学物質過敏症
| シックハウス症候群と化学物質過敏症の違い
| 室内濃度指針値
| 建築基準法に基づくシックハウス対策
| リンク
| 関連法令
| 日常生活用品
| ご案内
カテゴリ:化学物質過敏症
『化学物質過敏症』
化学物質過敏症は、 1960年代にアメリカの小児科医ランドルフによって報告され、その後アメリカの内科医 カレンによって定義づけされました。 カレンの定義 「過去にかなり大量の有害化学物質の曝露を経験して、急性中毒症状が現れた後に、あるいは、有害化学物質を 微量ではあるが、長期間に渡って継続的に曝露を受けてきた場合、次の機会に非常に微量の同じ仲間の有害化学 物質の再曝露を受けた場合に認められる、多彩な症状を呈する疾患」 もう少し整理してみると ■ 一旦高濃度のある種の化学物質に曝され、様々な症状を示すようになった人が、その後、同じもしくは類似の化学物質に 曝されるたびに同じ症状が繰り返され、さらに、その症状がひどくなる病気のこと (例) ・シックハウス(建材からの化学物質の揮発により一度に高濃度に曝される) ・化学製品の製造業などの職業で、高濃度の化学物質に曝される人 ■ 現代の生活の中で、化学物質を大量に利用し始めた結果、何らかの形で微量の化学物質 が長期間において体内に 摂取、蓄積され、ついに体の耐性の限界を超えてしまったときに起こる健康障害のこと (例) ・田畑での農薬を微量ではあるが曝され続けた場合 では、上記の文章中の下線部分「体内に摂取、蓄積され、ついに体の限界を超えてしまったときに起こる」とは どういうことだろうか? 人間の体には、有害化学物質を摂取できる量(適応できる能力)、すなわち化学物質許容量には限界があるといわれます。 もし化学物質総負荷量が個人の許容量を超えると、自律神経症状や中枢神経症状を中心とした体に異変が起きることに なります。 現在社会では、日々多くの化学物質に知らずしらずに曝されることにより人間のもつ化学物質総負荷量が限界にきている可能 性があります。その許容量を超えた結果、化学物質過敏症にかかる人が増えてきているといわれます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年02月09日 11時11分00秒
|