１２月下旬、私は藤井フミヤのライブに行く決心をした。
正直、行くかどうか迷った。
もう８年近く、フミヤの歌を聴いていない。

私は今年、一連のチェッカーズ確執騒動について意見を述べてきた。
そのため、鶴久政治を追い掛けた。
学園祭トークライブに行ったり、わずか200人しか入らないライブハウスにも潜入してきた。
高杢のために漢字検定の願書も取り寄せた。

チェッカーズ研究をライフワークとしている私にとって、
今のメンバーの動向を見ないで、好き勝手語ってはいけない。
それでは、井上公造やみといせいこ（1字くらい漢字使え）と同類になってしまうではないか。
私はフミヤライブに行く決心をした。

一人で行くのか？
それはあまりにも淋しい。
熱帯魚になってしまう。
いつもは、大学時代の後輩を誘うのだが、男2人でフミヤを見に行くのも気持ち悪い。
（といいつつ、トシちゃんの握手会には2人で潜入し、田原俊彦を唖然とさせた）

私は、よく2人でカラオケに行く程、中野英雄、
もとい、仲の良い東ちづる似の女（ただし加納典明とは付き合っていない）を誘った。


私「30日にフミヤのライブがあるんだけど、一緒に行こうよ」
女「えっー、なんで？？？」
私「ほら、俺ってチェッカーズ研究をライフワークとしてるからさ」
女「後輩と行けばいいじゃん」
私「あいつ、自分を鍛えるために、いつもカバンに鉄アレイ入れてんだぜ。。。」
女「あはははは。まあ、用事もないし多分大丈夫だよ」
私「頼むよ！」
女「いくらするの？」
私「いいよ、俺が出すから」
女「だったら、その金くれた方がいいよ」


ななななな、ながよちぐさ！！
驚きのあまり、最近見ない射手座のO型で有名なプロレスラーの名を口走ってしまった。


女「なんでフミヤなの？」
女「フミヤってダサいじゃん」
女「フミヤートって何？」
女「あんなの売りつけるなよ」
女「何で冬でもサングラスなの？」
女「カフェオクリープとか言うなよ」


などど、彼女のフミヤバッシングは1時間にも及んだ。
まさに独占女の60分だ。

そう言われても、♪やると決めたら男じゃないか（日本コロムビア・冠二郎「炎」より）
私は、彼女（元キャンギャルで、男っぽい一面があるので岡本夏男と呼ぶ）と行くことにした。

行くなら、いい席で見たい。
２階で見るのと、アリーサもとい、アリーナで見るのは感じ方も違う（伝説の少女間違い）。
私は、ヤフオクでチケットを手に入れ、30日の本番を迎えた。

甘い物好きの私（きっと渡辺美奈代も甘い物好き）は、
銀座でパフェを食べてから、武道館に行くことにしていた。

13時36分　
♪欽ドン　良い子　悪い子　普通の子

着メロが鳴った。
au専用のＣメールだ。

私は嫌な予感がした。
もしかして、ドタキャンされるんじゃないか。
もしかして。。。
もしかして。。。

メールを見ると、「すまぬ」とある。

うっうっ…。
やっぱり、ラッシャー板前似の男とフミヤのライブなんて行きたくないよな…。

「午前中に済ませたかった用事が終わらないから、パフェ無理かも。
　でも、ライブは間に合う。本当にごめん！」

ああ、よかった。
ライブに行ってくれるならいいよ。。。
なんだか、今日は弱気だな、シエ藤。生島のことしゃべるときと違って。。。

私はふとんに入り、ごきげんよう大賞を見ていた。
虎舞竜のボーカル・高橋ジョージが出演していた。

「高橋ジョージ（なぜか奥さんは三船美佳）の顔ってホント、色・ホワイト・ブレンドだな」

とつぶやいていた。
すると、どうだろう。
ロード第2章が頭の中で流れ出した。

♪何でもないようなことが　幸せだったと思う

第１章と音程変わらないじゃん。。。
ああ、困ったことに手話をするプロモーションビデオまで思い出してしまった。。。
人は嫌なことを思い出すと、記憶を消すために眠りに就くらしい。
昔、大槻教授が言っていた（ウソ）。


(－. －)ｚｚＺＺＺｚｚ。 。..


気が付くと、私は眠りに付いていた。。。



15時16分、着メロが鳴り響く。

♪とぅるっとぅとぅとぅるとぅとぅ

欽ちゃんの仮装大賞のメロディだ。
携帯を見ると、

「何時ごろ着きそう？」

とＥメールが入っている。
んんん？
何かおかしい。
さらにメールフォルダを見ると、

「やっぱりパフェ間に合うよ」

とメールが入っているではないか！！
やばい、昼寝してしまった！！
私は、すぐにメールを返し、
羽生名人よろしく寝グセを付けたまま、家を出た。
結局、銀座でパフェを食べている時間はなくなったので、
４時４５分に直接武道館で待ち合わせることにした。

電車に揺られながら、私は言い訳を考えていた。
・ 三田佳子の次男に説教していた
・ ガダルカナル・タカに改名のススメをしていた
・ 夏木ゆたかにトークの基本を教えていた

いい言い訳が思い付かない。
いくら書いても、良い詞が書けない高杢の気持ちが少し理解できた。

九段下駅についた（そろそろ石原軍団はもちをつくはず）。
私は走る。
こう見えても、高校時代、１人宗兄弟と恐れられた男だ。
九段下の長いエレベーターをマッハ（文朱ではない）で駆け上がり、
私はようやく待ち合わせ場所に到着した。

「寝てたでしょ？目が腫れぼったいよ」

Oh,ジュリエット・・・。
あれほど、電車の中で考えていた言い訳は何の意味もなかったではないか。
我々は、武道館へ向かった。



以上です、編集長！（by大木凡人）
あけましておめでとうございます！
今年もよろしく哀愁！！
新年の挨拶は、また別に書きますね。

とりあえず、ここまでがフミヤライブに行くまでの過程です。
ライブレポートもすぐ書きますので、よろしくお願いしますね。

ということで、今年もよろしくお願いします！


＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

田原俊彦論 芸能界アイドル戦記1979-2018 [ 岡野 誠 ] 価格：2160円（税込、送料無料) (2018/9/10時点)

【送料無料】青春(初回生産限定盤C CD+DVD) [ 藤井フミヤ ] 価格：1,320円（税込、送料込）

【送料無料】青春(初回生産限定盤B CD+DVD) [ 藤井フミヤ ] 価格：1,320円（税込、送料込）

【送料無料】青春(初回生産限定盤A CD+DVD) [ 藤井フミヤ ] 価格：1,320円（税込、送料込）

チェッカーズファンの皆さん！
今こそ、高杢のサイン色紙を出品するチャンスです！！
お年玉で、フトコロが寒くなるこの季節。
おこづかい稼ぎにどうですか？