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Benediction of God in Solitude

Benediction of God in Solitude

魔女の騎士・続

「くそ、あいつらのせいでこんなに時間が・・・」

そういいながらも全速力で走るスコール。というかあんた人のせいにしているが自分が悪いんだぞ、、、
こんなことをいうと切られそうですが、、、、

「おし!まだ18分。ぎりぎり間に合う。」

そういいながらラグナロクに乗り込むと発進しだした。

すると船内が騒がしい。操縦をオートにすると、スコールは下におりた。
そこににはなんと、、、プロパゲータがいた。しかも色がなんかおかしい。というか虹色に光っている。するといきなり襲ってきた。それをスコールは軽々とかわした。さすがは伝説のSeeD。と、スコールの様子がおかしい。だいぶ怒っている。さっきのサイファー戦のオーラが残っていたらしく切りかかった。先ほどと同じように7発ほど切ったあと構えなおした。

『超究武神羅斬』

おかしい。だいぶおかしい。なんせ超究武神羅斬は一世代前の主人公、クラウドの技なのだから。そしてプロパゲータは消えた。正気に戻ったスコールはコクピットのほうへ戻った。すると進路が変わっているではないか。さっきの衝撃で進路が少しずれたのだ。そして現在9:34。過ぎている。すぐさま進路を戻しデリングシティについた頃には45分になろうとしていた。

ラグナロクからおりるとスコールは殺気を感じ取った。

(ヤバイ・・・・・・)

「スコ~ル~♪」

(顔が笑ってない、、、)

「早く行こw」

そういいリノアはラグナロクに乗り込んだ。

乗り込んでからラグナロクでラジオをかけ始めた。ちょうど流れていたのは『Eyes On Me』だった。この歌の歌い手はラグナの初恋の人であり、リノアの母でもある、ジュリア・ハーティリーだった。この歌を聴きながらしばらく沈黙が続く。そうしているうちにエスタに着いた。

「さてまずはどこに行くんだ?」

「まずは~この店♪」

そういい入っていったのは洋服店。中にはいっていき一人で見ていく。スコールはついて行った。なかでリノアは気に入った服を見つけては試着する。それをみてスコールは、

(意外と怒ってないな。)

そう思いながらリノアが試着して聞いてくる質問に答えていた。

結局いいものが見つからなかったので店を後にした
そのあと食事をした二人は宝石店へ入った。リノアがネックレスを見ている間、スコールはちがうとこで小さな箱を受け取っていた。
結局そこでも買わずショッピングモールを歩いて探していたが見つからなかった。

そして歩き疲れたのかリノアは海沿いのベンチに座り込んだ。ちょうど夕陽が沈むとこだった。

「リノア」
「な~に?」
「リノアには感謝している。」

「どうしたの?改まって。」

「俺はリノアに会わなければ今の自分にはなっていなかったと思う。だからこそはっきりしたいんだ。この間みたいにあえない日が続くかもしれない。でも、俺はリノアと一緒にいたい。結婚してくれ!」

そういうと上着のポケットから箱を取り出しあけた。
「!」

リノアは驚いた。『グリーヴァ』なによりも強くなによりも気高い獅子。スコールとおそろいのあの指輪が入っていたのだ。リノアの頬に一筋の涙が流れた。

「…ありがとう」

そういうとリノアはスコールの胸の中に飛び込んだ。

(よかった。朝寝坊したときはどうなるかと思ったけど)

そう思いながらリノアを強く抱きしめた。

Fin
written by sigil


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