少年時代スコールは夢を見た。昔孤児院にいた頃の夢。---少年時代--- 「スコール~。遊ぼ~。」 セルフィとキスティスがいってきた。 「うん。おねえちゃんも遊ぼうよ。」 スコールはエルオーネを誘う。 するとアーヴァインが聞きつけて、よってくる。ゼルはサイファーから逃げてスコールに助けを求める。そうして結局みんながそろう。 「じゃあなにして遊ぶ?」 「だるまさんがころんだ」 「かくれんぼ」 みんな好き勝手なことを言う。 「おねえちゃん。僕おにごっこがしたい。」 「じゃあおにごっこがイイ人~?」 「「「は~い」」」 キスティスとセルフィも賛成し、多数決で鬼ごっこになった。 鬼をじゃんけんで決めた。鬼はサイファーになった。するとサイファーは、 「ゼル。おまえ鬼な。」 「え~?」 「うるせぇ。オレがいったらそうなんだ。」 「(このころからサイファーは威張ってたんだな。)」 夢の視点から見ていたスコールは思った。 「しょうがないわね。じゃあ私が…」 「僕やる。」 「(/////恥ずかしい)」 「じゃあお願いね。」 そうして鬼ごっこが始まった。スコールはまずキスティスを探した。キスティスはあまり足が速くなくすぐ追いつくと思ったからだ。しかさしなかなか追いつかない。しょうがないので待ち伏せをしてアーヴァインにタッチした。 「僕が鬼か。いくよ~」 アーヴァインはまずサイファーを見つけた。サイファーはゼルを押し逃げた。アーヴァインのほうへゼルが来たが、無視をした。なんせゼルが鬼になると続かなくなり、ゼルは泣き出す。アーヴァインはそれは避けようと、他を見渡した。するとセルフィが隠れているのが見えた。そっちへ走るとセルフィも気づいた。そして逃げようとした瞬間転んだ。それをみたアーヴァインはなぜか手をさしのべ起きるのを手伝った。 「ありがと。」 「(…なにをやってるんだ?そうか、あのころからアーヴァインは…)」 そして油断していたエルオーネが鬼になった。エルオーネはさすが最年長。サイファーを難なくつかまえタッチした。サイファーはすぐさま、ゼルを見つけ、追いかけた。ゼルは必死で逃げたが捕まり、鬼ごっこは続かなくなってしまった。 いつの間にか日は暮れていた。 「今日は花火でもやりましょうか」 「「「「本当?ママ先生。」」」」 一同は声をそろえていう。 「えぇ。夕飯たべてからね。」 みんなは夕飯をすぐにたべ花火を待っていた。 「わ~い。花火だ。」 スコールは素直に喜び、花火を一本とり、遊びはじめた。それをはじめとしみんな一斉に花火に飛びついた。そして30分後、花火はほとんどなくなり、線香花火だけになった。 エルオーネが独り寂しそうに線香花火をやっているのをスコールはみた。 「どうしたの?」 「ん?ちょっと考えことをね。」 「僕ね、思うんだ。こんな時間がいつまでも続けばいいなって。」 「そうね。」 スコールは目が覚めた。そこにはリノアがいた。 「おハロ~。珍しいね、笑いながら寝てるなんて。」 「悪かったな。」 「悪いとはいってないよ。あ、ちょっと季節はずれだけど花火やらない?」 「花火か。」 スコールはさっきの夢を思い出した。 「…いいぞ。」 「ホント?じゃみんなにも言ってくるね。」 「この時間が続くといいな、か。」 スコールはうれしそうにつぶやいた。 writen by shun こんなものでよろしいでしょうか?>mikann5959さん。よければお持ち帰りくださいw ジャンル別一覧
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