司法書士による過払い請求、債務整理の実況中継

　ＴさんはＣＦＪと平成３年から取引をしていた。

　平成９年に一度完済して２５日後に再度取引開始した。

　　そして　平成１７年にＣＦＪの勧められるまま、他の会社の債務もまとめての不動産担

　保ローンに切替えた。

　過払い金は通算計算で、利息も含めて３７６万円程。

　　しかし、ＣＦＪは３個の個別契約を主張、時効援用、相殺を絡めて、過払い金は

 　３万６４９２円を超えて存在しないと徹底して争ってきた。

　証拠としての判決文等、ＣＦＪの提出した書類の束は,厚さにして電話帳程になった。

　普通、それを見ただけで気後れしてしまうのだが、Ｔさんは負けなかった。

　遠方に在住のため、毎回、飛行機で出廷された。

　ＣＦＪは、裁判官の勧めもあって、２００万円まで和解案を上げてきた。

　しかし、それ以上は断固拒否した。

　まだ、隔たりがある。残るは判決しかない。Ｔさんは躊躇なく裁判官に判断を委ねた。　

　そして、ついに全面勝訴を勝ち取った。Ｔさんの執念が実った事件だった。

　しかし安心できない、相手は控訴を起してくるかもしれない、そうなったら受けるだけだ。

　二人三脚の戦いは、まだ、まだ続くかもしれない。

　Ｔさんの承諾を頂きましたので判決文をアップさせて頂きます。

 　先日紹介させて頂いた　対アイフルとの控訴審でも逆転勝訴　　一連、悪意性が認め

　られた判決文もアップしました。

　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き　（全国から無料相談受付中）