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前回に続き、今回もオリコに関する記事です。 Sさんの同社に対する、過払い金返還の本人訴訟に同行する。 当事務所が送達受取人になっているため、昨日、相手から準備書面が届く。 いつものパターンだ。
何の争いもない案件、しかし「途中から利息が18%に変わっているので、その後は 契約だ!」「過払い利息をその都度、元金に充当するのはおかしい!」とこじつけの 反論。 錯乱させて、少しでも和解金額を引き下げる作戦か?
そうはさせまいと、依頼者と相談、急遽、こちらの反論書面を作成して、当日提出す る。 準備書面の最後には、いつものように、弁論終結のお願いと称して「請求額を減 じる和解交渉や返還日を先延ばしするような和解をするつもりは一切ありません」 との文言を太字で付加した。 裁判官も急遽の準備書面に驚いた様子。 しかし本日は終結できず、次回の期日に持 ち越しになった。
審理を終って法廷を出ると、案の定、相手の代理人が待ち構えていた。 そして、「請求額満額で和解して下さい!」「返還日が少し遅くなりますが、それまでの 利息も付けます!」と和解提案。 Sさんとしても、断る理由がない、即、受諾した。
オリコは、判決を嫌う。 Sさん真剣の態度が相手にも十分伝わったようだ。
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Last updated
2012.03.21 18:39:27
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