奈良の旅続き「唐招提寺」

2010年11月26日

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カテゴリ：国内旅行

薬師寺から唐招提寺まで徒歩で行きました

「唐招提寺」へは

大昔、修学旅行で行きましたが

「法隆寺」「薬師寺」ほどの印象はないのです

ほとんどない

そのあと「天平の甍」井上靖著が、発表され

天平の昔、荒れ狂う大海を越えて唐に留学した若い僧たちがあった
戒律を日本にもたらした鑑真の壮烈な生涯

鑑真和上の寺院であると知る

唐招提寺

唐招提寺は
昔の中国の国、唐の僧侶である鑑真和上が759年に
新田部親王の旧宅跡を朝廷から譲り受けて寺としたもの
当時の渡航は命がけで、
鑑真和上の来日は5回失敗し
失明までしてしまった
古都奈良の文化財として世界文化遺産に指定されている

玉砂利をふんで唐招提寺へ
奈良唐招提寺２

玉砂利の音や
あま～いの香りのする「瓊花(ケイカ)」という花等は
盲目の鑑真和上に配慮してのことだそうです
「瓊花(ケイカ)」
この花は、鑑真和上の故郷である中国の揚州市に伝わる花
開花時期は４月後半
紫陽花に似ているそうです

国宝金堂
奈良唐招提寺3

奈良時代建立の寺院金堂としては現存唯一のものである

2000年から解体修理（「平成の大修理」）が行われ

2009年11月1日－3日に落慶行事が行われました

唐招提寺のHPで金堂修理の概要がこちらで良くわかります

１０年にわたる金堂平成大修理が終了し

壮厳な姿を見学出来ました

内陣には

盧舎那仏坐像

薬師如来立像

十一面千手観音菩薩立像が

配されていて拝観しました

金堂の鴟尾（しび）
奈良唐招提寺4

本瓦葺きの大棟の左右に鴟尾があります

西側の鴟尾は創建当初のものであったのだそうですが

鴟尾も劣化が甚だしいため

平成の大修理に伴い

屋根上から下ろして別途保管することとなり

屋根上には新しい鴟尾が飾られているそうです

経蔵、宝蔵
奈良唐招提寺5

二つ並んで建つ、日本最古の校蔵

高床式の建造物

「唐招提寺」も地味なお寺でしたが

ここも「薬師寺」同様、再建されて明るくなっていました

「平城遷都１３００年祭」法隆寺・薬師寺・唐招提寺の特別公開

お伊勢さん外宮・内宮参りの３日間も

終りました

名古屋駅１９：５８発　　

新幹線　こだま（６８２）にて

新横浜駅２２：２７着

帰宅

世界遺産が日本の中で一番多い県は

奈良県

東大寺、春日大社、春日山原始林、興福寺、元興寺、平城宮跡、法隆寺、薬師寺、唐招提寺、

このうちの

東大寺、平城宮跡、法隆寺、薬師寺、唐招提寺

を、拝観・見学

今回の旅で、若かりし日のことなど

思い出も多く

静かな、落ち着いた古都奈良に

すっかり魅了され

とても有意義な旅をすることが出来ました

又、訪れたいと思いました

ーーー　終　－－－

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最終更新日 2010年11月26日 14時45分48秒
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