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ロリータですよ、ロリコンじゃないよ~。
下妻です、幼な妻ではない~。 昨日の「21グラム」重い映画でしたので、今日は、からりと明るく楽しい映画を見たいなあと。 天気も良く、映画も面白く良かったですよ! 元気になれる映画ですね。 『デイ・アフタートゥモロー』『シルミド』『下妻物語』この三作を見れる時間帯でした。 『シルミド』はこれまた重そうだし、『デイ』はCG駆使した迫力ある画面に感動物かもしれないが・・・やっぱり今日は「下妻」さ~。 深田恭子が、ロリータファッションに身を固め、『あたしは一人でも全然大丈夫』とわが道を行く。 ヤンキー娘の土屋アンナ。彼女は特攻服に原付バイク、「ポニーテール」(あ、何か当て字だったわ)ののぼりを立てて生きてきた。 二人の接点はどこにもないはずだったのだが。 どうして二人が出会うことになったかも面白いし、連呼されるベル○ーチやジャスコに笑った~(笑) 深田恭子演じる桃子の家庭も面白い。 父親の下っ端やくざを宮迫が、母親を篠田涼子、祖母を樹木希林。 その他、きっちり脇きも固められている。 導入部でロココを話していたんだけど。 そうかあ~~。軽薄で軟弱な文化がロココだったのか~。 でも面白いものがいっぱい出てきたよね。 女性のあのすごい髪形。 マリーアントワネットは、最後は髪の毛に船を乗せちゃたんじゃなかったけ?? そしてぎゅっと締め付けフワンと広がるあのドレス。 ドアを通る時は横にならないと通れなかった。 締め付けがきつくて女性はみんなすぐに倒れた(笑) そしてセクシーな胸元は、大胆に。 そんなロココがロリータの原点なの? そこら辺わからないけど、とにかくかわいければいいじゃないと。 代官山にあるロリータファッション専門のお店に毎週通う下妻に住む桃子。 しかしお買い物をするためにはお金が必要。 下っ端やくざの父親が、かつて販売したバッタもんのベル○ーチのTシャツやらを売る事にした。 それを買いにきたのが、ヤンキー娘のイチコ。 どこがどう気に入ったのか、イチコは桃子のもとに足繁く通うようになり、彼女の熱い行動が、桃子のクールな生活を変えていく。 刺繍が今回結構重要なポイントなんで、面白かったわ。 たとえば伝説の刺繍屋。 この場合の刺繍は、特攻服の背中にきれいに刺繍が入っているでしょう、ああいう刺繍の事。 桃子は桃子で、虫が食っちゃったお気に入りのファッションの要の帽子に自分の手で刺繍をする。 それがきっかけで代官山のお店BABYでも刺繍を頼まれるんだけど。 桃子が、祖母の(昔結構ナラシタらしい)バイクに飛び乗り飛ばしていくのも、不思議な光景。 不死身の桃子。 でもロリータファッションで、バイク姿がかわいい♪ 総天然色という感じの色使いも、面白かった。 あちこち遊び心があって、深田恭子のとぼけた感じと土屋アンナの熱い魂のヤンキーが上手く溶け合って、楽しめる映画になっていた。 原作は獄本野ばら、彼の作品は『乙女のカリスマ』として人気があるんですって。 原作も面白いのかな~~。興味があるな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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