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カテゴリ:~2006年 映画・ドラマ
☆老人Z☆
大友さんが原作、脚本、メカのデザインをしたのですね。 江口寿史さんがキャラクターデザイン。 この二人が作ったアニメ。贅沢ですね♪ SFです。 近未来、高齢化が進んだ社会に対応するために厚生省が開発したのが「老人介護機械」自己増殖機能を持つ第6コンピュータ。 しかし、サンプルとして選ばれた老人を乗せ(乗せるというよりも取り込んで)その介護機械が暴走する。 自己増殖機能を持つコンピュータは、老人の思考を読み取り、自らキャラを作り出し老人の希望をかなえるため、いざ鎌倉へ!! 厚生省はもちろんの事、その老人をボランティアで介護する女子大生やマスコミも巻き込んでいく。 江口さんお得意の美少女キャラだね。 ハッカー老人とボランティアの大学生、「厚生省をなめるなよ」と叫ぶ介護ロボット開発の責任者、サンプルにされちゃった哀れなおじいちゃんも。おじいちゃんの飼い猫もいいね♪ このすべてを飲み込み増殖するコンピュータメカは、すごいよ!! 予告編で見た「ハウルの動く城」みたいだ(笑) ハウルの城が増殖した結果なのかは知らないけれども(笑) なかなか、食わせ者の老人達が楽しい! コンピューターに詳しく、ゲームのように楽しんでコンピューターに侵入していくのだ。 こういうキャラは、大友さんの得意とするところじゃないかな。 近未来、かつて若者だったハッカー達が老人になりこんな事にもなるのかも(笑) しかし、風景はいわゆる近未来っぽくなくて、東京の下町だったりする。 そこもまたいいのかもしれないね。 面白いアニメでした、楽しめました♪ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ☆彼女を見ればわかること(1999)☆ THINGS YOU CAN TELL JUST BY LOOKING AT HER 監督:ロドリゴ・ガルシア 出演: グレン・クローズ Glenn Close エレイン ホリー・ハンター Holly Hunter レベッカ キャシー・ベイカー Kathy Baker ローズ キャリスタ・フロックハート Calista Flockhart クリスティーン キャメロン・ディアス Cameron Diaz キャロル エイミー・ブレネマン Amy Brenneman キャシー オムニバス、ドラマ。 1:老母を看病している女医エレイン。 タロット占い師を呼んで運勢を聞く。今の恋人の事を聞きたいらしい。 かなりずばりと言い当てられたようで、彼女は物思いに沈む。 2:銀行の支店長のレベッカ。 不倫相手と3年目、そして妊娠している事がわかる。 路上生活の女ナンシーに偶然声をかけられ、彼女から辛らつな言葉をかけられる。「お前は蛇のような女だ」ってね。 3:息子と暮らすローズ 隣に引っ越してきた男。サーカスに居たというその男が気になるローズ。息子と恋について語るところはいいかも。 4:死の病に冒された恋人を持つ占い師クリスティーン 恋人であるリリ-(レズビアンなんだね)の病状に不安なクリスティーン。 パーティーでの出会いの場面をクリスティーンの口から聞きたがるリリ-。 5:盲目の妹を持つ女性刑事キャシー 盲目の妹キャロルは快活で辛らつ、そして自分の美貌をよく知っている。 キャシーの高校時代の友人が自殺したことを妹に話す。妹のキャロルはいろいろな推察をする。 それぞれの短編を見ているようです。 そして「ラブ・アクチュアリー」のようにそれぞれの話に違う話の主役が端役として出てきます。 時にはただ、カウンターで、タバコの火を借りるとか・・・ 主役じゃないけど、銀行のレベッカの部下ウォルターは結構出てきますよ。 そう、このウォルターの娘というのも、鋭い事言うの。 女の子は、年齢に関係なく「女」なんだよね~。 彼女を見れば・・何がわかる? 皆さん傍から見ると、仕事もし悩みもないように見えるけど。 でも、それぞれ事情はさまざまだが、満たされないものを抱えているのだ。 一番は「孤独」かな・・・ どの話も結論は無いわけで、どうなるのかは彼女達が決めることなのだ。 やはり一番最後の5:「キャシーの待つ恋」がいいかな。 キャシーは盲目なんだけど、きちんと仕事として盲目の少女の家庭教師をしている。 アメリカってそういうところがすごいかな。 そして、デートに出かけるときに姉のキャロルに化粧をしてもらうのだけどちゃんと「口紅の色は・・」と指定する。 自分が女である事をしっかり意識して、十分に楽しんでいる? そんな彼女を見て、驚いている私って日本的な偏見を持っているのかなと考えてしまった。 そのキャシーが語る。 自殺したキャロルの友人の事をいろいろ推察しながら最期に 「彼女の事は彼女にしかわからない」 今検索したら、この続編?として 「彼女の恋からわかること」という映画を作っているのですね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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