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テーマ:レンタル映画(814)
カテゴリ:~2006年 映画・ドラマ
年末恒例の紅白の出場歌手が公表されましたね。
スマップは辞退したんだって。あ、松田聖子も。 スマップは確かにそれぞれ映画にドラマに活躍したけど、曲は出してないものね。 ・・・しかしそんなこと言ったら、辞退しなくちゃならない歌手がたくさん出場するんだけど、紅白って(笑) つまり、売れているからこそ「辞退」できるって事なのかもね。 そうそう、韓国の歌手も、このブームで出場しますね~~。 Ryuは、「冬のソナタ」を歌っているからわかるかも。 ではもう一人赤組のイ・ジョンヒョンて誰?って思っている方。 彼女は「美しき日々」でチェ・ジウの妹(本当の妹ではないですけど)として歌手を目指している彼女なんですね。 ドラマの中で歌っています。 あのドラマの曲を歌うのかな~~。興味ありますね。 そうそう、トップに韓国映画の索引を載せました。私が見たものだけですが・・ 「海を見る」「焼け石に水」「クリミナル・ラヴァーズ」「サマードレス」 フランソワ・オゾン監督の作品です。 最近皆様のところで、これらのレヴューを読むチャンスがあって、ここでの紹介は省略しちゃいますが。 どの作品も、へんてこ(笑) 私は、「8人の女たち」が面白かったので、この「8人の女たち」のイメージを持っていたのですが、初期の作品はかなり違いましたね~~。 次に見た「まぼろし」はこれまた、ぐっと雰囲気が変わって、これはかなり良かったです。 「スイミングプール」はレンタルになるのが1月でしょうか? 楽しみにしているのです。 「8人の女たち」「まぼろし」「海を見る」の脚本を書き、「海を見る」「ホームドラマ」(未見だけど)で出演しているマリナ・ドゥ・ヴァン。 この彼女が、監督・脚本・主演しているのが「イン・マイ・スキン」です。 「海を見る」では、バックパッカーで、赤ちゃんのいる女性の家の庭にテントを張って過ごすのです。 彼女の眉毛の太い意志の強そうな、でも無表情な顔、かなり印象に残りました。 彼女がお皿をぺろぺろなめるところからもうはてな?って感じだったもの。 「イン・マイ・スキン」(2002) この映画、aoさんのところで紹介されていたのですよ。 で、半ば興味半分で見たのですけど、インパクトありました~。 ストーリーとしては、自称行為を止められなくなった女性の話。 中毒ですね。無性に傷つけたくなって行く姿が、まさに禁断症状のようだった。 自分を傷つけるのは、なぜ?ということなんでしょうけど、自分を確かめたいという事なのでしょうか。 きっかけが、パーティで、転んで怪我をした事から。 かなりの傷なのに、何故か痛みを感じなかった。 そこから、自分の体を確かめる行為が始まった。 恋人や友人も、彼女の異常な行為に気がついて、「なぜ?」と心配するんだけど、彼女は明確な答えが出来ない。 傷つける行為は、恍惚とした、まさに至福のひと時のようなのですよ~。 なんだろな~この映画。 と思って、ここにも書く気がなかったのだけど、結構後からじわ~~って来る映画みたいで。 自分の皮をなめして、いとおしげに抱きしめる、あれは自己の確認なのかな。 ですから、話としてはとにかくその自傷行為だけなので、彼女がそれでどうしたいと思っているのかとか、その後どうするんだろうか?とかはわからないのです。 監督としての彼女は、「痛いから、エスカレートはこれ以上しないだろう」と言ってましたよね。 じゃ、何か代わりの行為が必要なのかな?ってちょっと考えちゃいましたね。 上映されて、見ないで出て行った観客がいたとか・・そういう事もよくわかりました。 血みどろだもの~~。 映画館で、大画面で見せられたら、引いちゃうなあ。 DVDだから見れたかもしれない。 で、このマリナ・ドゥ・ヴァンは、「海を見る」よりももちろん年をとったから、最初誰かな?って思った。 誰かな?と思いつつあの眉毛で、もしや?と思ったのだった。 独特の雰囲気があるものね。 ここでは、仕事もバリバリこなす女性で、スーツ姿なのだけど。 シャワーや下着姿の彼女が、痩せているのに、はみ出るお肉があったりして美しいとは言いがたいけど、疲れた年相応の女という感じ。 あ、そういったお肉の話は、人のことは言えないんだけど(笑) 彼女だから出来た映画かもしれないと、思いました。 そして、主役も自分でしたのは、ほかにやってくれる人がいなかったのかも・・なんて考えたり(笑) 女性の感覚で作られているような気もしました。 ちょっとね「出産」っていうのも浮かんだのですよね~~。 ここには一切そういったことは出てこないんだけど、出産の痛みって女性しかわからないものね。 自傷行為の血がドバッというそれよりも、彼女の恍惚とした表情とかが、今は残っているのが不思議です~。 意外と、私は面白いと思った映画でした。 でも、血ドバッですから、お奨めし難い映画ですよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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