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カテゴリ:~2006年 映画・ドラマ
☆バッファロー'66☆(1998)
ヴィンセント・ギャロ監督 ヴィンセント・ギャロ・・・・・ビリー クリスティーナ・リッチ・・・・レイラ ベン・ギャザラ・・・・・・・・ジミー(父) アンジェリカ・ヒューストン・・ジャネット(母) ミッキー・ローク・・・・・・・ブッキー(ノミ屋) ストーリー 寒い雪の日、出所した一人の男。 身もだえしながらトイレを探し回るが、掃除中だったりレストランは閉店だったり・・・何とか見つけたのはバレエ教室のトイレ。 しかし、隣の男が気になって出るものも出ない。 彼はそこの教室で、たまたま出会った女の子から金を借りて家に電話をかける。 「今から顔を見に行くよ。今は最高級のホテルに泊まっているんだ。妻は飛行機に酔って具合が悪いんだ。」 しかしどうしたわけか、妻を連れて実家に行く事になってしまった。 そこで先ほどの女の子を誘拐して、実家に向かう。 道々、彼女に事情を説明し、「俺の恋女房の振りをしろ」と約束させて・・・・・ ~~~~~~~~~ 面白い映画だった。 最初のトイレ探しも、おかしかったし。 神経質そうな、さえない若者というのをギャロがうまいんだよね。 「弱い犬ほどよく吠える」って言葉が浮かんだ。 実家に入ろうとするだけで、なんだか涙ぐんだり・・かわいいというか・・ そしてどんなにすごい家庭なんだろうかと思うと。 二人を迎える父親は元クラブ歌手、しかしすぐに切れる。 切れるのは、息子にそっくり? 嫁を演ずるレイラに歌を唄ってみせるのだが、「もう一曲聞かせて」という懇願に急に怒り出したり、ナイフの先が自分のほうに向いていると怒り出したり。 そして母親は、アメフトに夢中で人の話を聞いてない。 息子のビリーを産んだ時だけ、試合を見れなかったと「産まなきゃよかった」などと言ってしまう母親。 しかし、ビリーにとっては愛すべき両親なのだ。 彼らの前では出世した息子で居たいのだ。 ~~~~~~~~~~~ この4人で食卓を囲むという場面。面白い撮り方だった。 常に3人しか写ってないのだ。 誰か一人の視点で食卓を見ているという感じなんだね。 ラスト近くのストップモーションも、あれもよかった。 ビリーがさえない今までの人生を解決する為に、ストリップ・バーに出かけるんだけど、そこでのストップモーション。 あと・・そう、このレイラとホテルのベッドに寝る場面。 上から二人を撮っているんだけど、面白いよね。 そして、ビリーがかわいいのだ。 彼の自分勝手な思い込みと、その後の彼の変化。 かわいくてね。 なんか、面白い映画だった。 ビリーの赤いシューズ、印象的! レイラは胸が大きくて足も太くて、アイシャドーが真っ青。 誰?・って思ったら「アダムスファミリー」のあの女の子。そして、「アイラブペッカー」「スリーピー・ホロー」に出ている、クリスティーナ・リッチでした。 個性的です。 ミッキー・ロークはちょっとしか出てこないんだけど、渋いですね~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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