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テーマ:レンタル映画(815)
カテゴリ:~2006年 映画・ドラマ
ダニー・ボイル監督作品が三つ。
「28日後」が面白かったので、見ることにしました。 ☆普通じゃない☆(1997) ユアン・マクレガー・・・・ロバート キャメロン・ディアス・・・セリーン ホリー・ハンター・・・・・オライリー デルロイ・リンドー・・・・ジャクソン ストーリー ロマンティック・コメディ 天国の警察署、白一色の事務所で最近、カップルを作るのが難しくなったと頭を抱える署長。上からの指示で一組の男女をくっつけることをオライリーとジャクソンに命令する。 くっつけるまで、帰ってくるなというお達し。 さて男は小説家志望の清掃員ロバート。 しかし、突然首を言い渡される。 しかも恋人にも捨てられる。 ロバートは、仕事を取り戻そうと会社の社長室に乗り込んだ。 そして社長室にいた社長の娘セリーンを誘拐する羽目になった。 社長室に乗り込んだわりには気弱なロバートとタフでクールなセリーン、この二人の恋の行方は? ~~~~~~~~~~~ キャメロン・ディアスが、素敵なのだね~~。 すらりとした足をプールサイドでご披露してくれているけど、なんと素敵なプロポーション♪ そして、気の強いタフでクールなところが魅力的なのだね。 なにせ、このロバートは誘拐したはいいけれども、なにも考えていなかった。 そこで、セリーンは、誘拐したら、身代金を要求するものでしょと彼に身代金を要求する電話をかけさせるのだけど、これがまたどうも上手くかけられない。 仕方ない、セリーンは自ら身代金を要求する電話をかけちゃった。 こういう気弱なロバートと、気の強いセリーンのアンバランスさが面白い。 こんな二人を何とかカップルにしようと悪戦苦闘する天使オライリーとジャクソン。 出会いも死を賭けた場面も彼の代わりに詩まで送ったり・・・ しかし、思うように行かない~~。 普通ならこういう特異な出会いは恋に発展するだろうし、死にかけるような衝撃的な事が起これば絆が深まるだろうしと思うのにね~~(笑) セリーンの父親も、なかなかしぶとい父親で身代金は出したくないなんて、そんなオヤジも面白かったね。 ホリー・ハンター、デルロイ・リンドー、この二人がなかなか面白い味付けをしてくれていたなあと思う。 似た設定ではベネロペの「ウェルカム!ヘヴン」があるね。 ******************** ☆ストランペット☆(2001) クリストファー・エクルストン・・・・・・ストレイマン ジェンナ・ジー・・・・・・・・・・・・・ストランペット スティーヴン・ウォーターズ・・・・・・・ノックオフ ストーリー 劇場未公開 バーで詩を語る男ストレイマン。 彼は何匹もの犬と一緒に安アパートに暮らしている。 そんな彼がひょんなことから一人の少女を拾った。 彼女をアパートに泊めた夜、彼女がギターを奏でるのを聞く。 ストレイマンは自分の心の叫びをアパートの壁に書き連ねていた。 彼は彼女のギターを伴奏に自分の詩を歌った。 それを隣で聞いていたノックオフは、「これは売れる」と、彼らの曲を録音してネットに流す事にした。 そして、その曲がレコード会社の耳にとまり、3人はロンドンへ。 ~~~~~~~~~~ これはなかなかいい映画だったな~。 どうも暗そうで、借りるのをためらっていたのだが見てよかった。 DVDなどの紹介レヴューが悲惨そうじゃない? でも、見てみるとそんなに暗くないし、そんなに悲惨じゃ無かったよ。 心の叫びをはきだせ! ストレイマンの詩が彼女のギターにのって一つの歌になっていく。 やがて二人のハーモニーとなる。 孤独な二人が心を通わせる。 プロの手に掛かると、彼らのこの歌がどんどん別な物になっていく。 耳障りのいい、心地よい見栄えの良い物に。 ラストのTVのライヴ、良かった。 短い(72分)映画なので、このメジャーでの苦悩はちょっと描き足りないかもしれないが、ラストでそれを補っているような気がする。 もっと彼らの曲を聞いていたかったな。 *************** ☆ヴァキューミング☆(2001) ティモシー・スポール・・・・・・・・トミー・ラグ マイケル・ベグリー・・・・・・・・・ピート ストーリー 劇場未公開 宅配ストリップをしている彼女と共にパーティに来たピート。 そのパーティは掃除機のセールスマンのパーティだった。 ピートは翌日から掃除機のセールスを始める事にした。 そして、彼がついた先輩がトミー・ラグ。 トミーは仲間から嫌われるほどの、やり手のセールスマンだ。 今年のゴールド掃除機大賞を獲得すべく、とにかくあくどく売り込むトミー。 そんな彼についてセールスを教えられるピート。 ~~~~~~~~~~ もっとコメディかと思ったら、意外とそうではなかった。 先日見たラッキー・ブレイクで、ティモシー・スポークは、看守に意地悪されるひとのよさそうな男だった。 彼は、「ハリーポッター」では、こずるい役だよね。 割と、コメディに出ているのかなと思ったのだけど、先日見た「秘密と嘘」では、真面目で頼もしい夫の役だった。 いろんな映画に出ているのだね。 そしてここでは、気弱なピートを過激に教え、自らセールスが天職と信じて疑わない男だ。 朝からテンション高く、どんな場所でもどんな人間でも掃除機を売りつける。 それに対してピートは、彼女の為に仕事についたけれども、自分がしたいことは何かわからず悩んでいる若者だ。 一応掃除機を売りつけてみるが、罪悪感で後から取り戻しに行ったりする。 その結果、彼女は家を出ていっちゃうのだけど。 自分が信じて築いてきたものが、一瞬にして消える時、残された物が何もないって悲しいよね。 しがみついてきた物は、実は最初っから形がない物だったということかな。 結構難しい、ちょっとわけわからなかったかも。 ブラックコメディなんだろうけど、もっと笑ってオチがついてというのが見たかったかも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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