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テーマ:レンタル映画(815)
「バットマン・ビギンズ」つながりでクリスチャン・ベイルから今度は、ノーラン監督の作品に移ってきました。
「メメント」も見ましたが、まずはこの監督のデヴュー作「フォロウィング」を。 ☆フォロウィング☆(1998) クリストファー・ノーラン監督 ジェイミー・セオポルド・・・・ビル アレックス・ハウ・・・・・・・コップ ルーシー・ラッセル・・・・・・金髪の女 ストーリー 作家志望の男ビルは、創作のヒントを得るため、通りすがりの人々のあとをつける行為を繰り返していた。ある日、ビルがいつものように男をつけていると、尾行していることがその男、コッブにバレてしまう。だが、コッブもまた、他人のアパートに不法に侵入し、私生活を覗き見る行為に取りつかれていた。ビルは次第にコッブに感化されていく。数日後、ビルはコッブと二人で侵入したアパートで見た写真の女性に興味を抱く。やがて、彼女の尾行を始めるビルだったが、その日を境に、彼は思わぬ事件に巻き込まれて行く。(DVDより) ~~~~~~~~~~ 白黒のこの映画、面白かったです。 「メメント」をこの後作るわけですが、その前から時間枠をずらすこの作品を作っていたんですね。 監督のインタビューで、とにかく限られた予算で作る為に白黒にした事や、それぞれが仕事をもっているために1年かかって撮った事など話しています。 やはり、最初はみんなそうなんでしょうね。 この作品が認められて「メメント」や「インソムニア」さらに、今回の「バットマン・ビギンズ」と話題作を見せてくれるわけなんですね。 やっぱり、才能があるのでしょう~~。 さて、この映画は70分という短い映画。 しかし、その分余分な物を省きタイトなサスペンスになっていると思いました。 登場人物も少ないし、ハンドカメラですし、低予算というのがよくわかります。 しかし、余分なものを写してないからシンプルでそれが面白いですよ。 主人公のビルが警察で話し始めるところから始まります。 そして、何気なく普通に見ていると騙されるショットが入って「あれ?」 時間のずれがあることに気がつくわけです。 「メメント」ほど長い映画ではないので、かる~く時間が交錯していきます。 でも小技も入っていたかな? ストーリー自体も「張り巡らされた罠」というわけで、なかなか面白かったです。 ~~~~~~~ 自分で勝手に作ったゲームの尾行。 その気持ち、ちょっとわかるって私は思っちゃいましたね。 子供の頃とかやりませんでした? 前を歩いている人の後を、尾行しているような気持ちになって後ろからついていくという、自分の中だけの遊び。 もちろん、その人物が分かれ道で自分の行く道と違うほうに行ってしまえば、それでおしまい。 そのあとは、尾行遊びもすぐに忘れ、石でも蹴りながら家に帰る・・・(笑) そんなちょっとした遊びにこのビルは、はまってしまったのですね。 そして、出会ったコップという男が次の遊びを教えてくれたのです。 人の生活をのぞき見る、覗きではなく探るのですけど、このコップの話は面白かったですよ。 人は必ず箱を持っている 「自分の大切にしている思い出、秘密が入った箱がある」というのですね。 めったに開けないけれども、他人に見られたとき果たしてこれは必要なものか、はっきりするだろうとか・・なんとか。 我が家の場合、大きな箱があります。 冷蔵庫ですけど、時々中身がミステリーになっていたりします・・・(笑) ちゃんと整理しないといけませんよねヽ(=´▽`=)ノ ~~~~~~~ DVDでは特典として「クロノロジカルシークエンス再生」があります。 「メメント」にもついていたのですが、時系列で順序だてて再生してくれる物です。 これもしっかり見ました。 もちろん、やっぱり映画になった方が面白い事はもちろんなのですが、どういうつながりなのか、確認したくなりますよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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