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テーマ:旧い旧い洋画(393)
ヒッチコックは、やっぱり面白いよね。
そう思いながら、全てはまだ見ていないんだけど。 ☆舞台恐怖症☆(1950) アルフレッド・ヒッチコック監督 マレーネ・ディートリッヒ・・・・・・・・シャーロット ジェーン・ワイマン・・・・・・・・・・・イヴ リチャード・トッド・・・・・・・・・・・ジョナサン・クーパー マイケル・ワイルディング・・・・・・・・スミス アリステア・シレ・・・・・・・・・・・・イヴの父 ストーリー 愛人である女優シャーロットが殺人を犯し、その後始末をしようとしたところをメイドに目撃され、警察に追われるハメになったジョニー。彼に相談された友人のイブは、父親の別荘でジョニーを匿ってもらうことに。そしてイブは、彼が罠にはめられたのではないかと思い、証拠を見つけるためシャーロットの屋敷へ潜り込んだ。 ~~~~~~~~~ 面白いですね~、コミカルだしね。 特に、イヴのお父さんが面白いの、飄々としていてね~。 この映画、主役はジェーン・ワイマン。 この時期、ワイマンの全盛期だったそうな。 ワイマンのための映画なんだけど、女優の卵の役で地味なんだよね。 そこに、ディードリッヒでしょ~。 このワイマンは対抗意識を燃やして、地味な変装をしなくてはいけない所を全く変装になっていないという女優魂を見せている(←いいのか?それで) こういう、女優の火花バチバチ、対抗意識って昔はかなりすごかったんだろうね。 もちろん今もそうなんだろうけどさ。 今の映画秘話は、まだ皆さん現役なんであまり話を聞かないけど、この映画は昔の映画なんで、いろいろばらしてしまうのでしょうがね。 実際、このイヴ(ところで、イヴという名前はこの時期結構出てくる名前だね)は、ジョニーを助けようとシャーロットのメイドになる。 そのために、メイドらしい変装をしていくはずだったのだよね。 自分の部屋で変装する所は、コメディタッチ。しかし、自分の母親に見破られたので、変装を断念したということになっている。 ワイマンってこういうコメディタッチの演技が得意だったんだね。面白いと思うよ。 もちろん、「アイドルのかわいいい面白さ」という感じのはどうしてもあるよね。 性格俳優としてシャーロットの本物のメイド(ケイ・ウォルシュ)とか、そういう女優さんとは違うからね~。 そして、ちゃんと刑事(スミス)との恋もある。 この頃、そういうものだったって? 刑事が出てきたらヒロインとくっつくって(笑) しかし、やっぱり、ディードリッヒだよね~~!!! ゴージャスで、タカビーで、美しい!! 舞台で歌う彼女は、けだるげで素敵でしたよ。 白黒映画なのに、色があるようで~~。 ディードリッヒの「情婦」は見た事がある。 あれは、かなり良かった! 原作がアガサ・クリスティでミステリー。 ラストも、うまいよねと思う。 ディードリッヒも美しかったし~。 ~~~~~~~~~ この映画ヒッチコックに言わせると、冒頭部分で失敗したという話。 ふ~~ん、そうか~。今なら、結構こういうのもあり、OKだと思うけどな。 私は、おもしろかったよ。 ヒッチコックならではの、娯楽サスペンス。 コメディタッチで、ワイマンのかわいらしさ(と言っても結構平凡な顔だけど)とディードリッヒの美しさを堪能できる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.11.22 20:43:49
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