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テーマ:映画館で観た映画(8343)
カテゴリ:~2006年 映画・ドラマ
映画の日ですね~。
なんだか師走という事ですっかり忘れていたのですが、急に思い出してこの映画見てきました。 同名コミックが原作なんですね~。知りませんでした。 ☆同じ月を見ている☆(2005) 深作健太監督 窪塚洋介・・・・・・・・・・・熊川鉄矢 エディソン・チャン・・・・・・ドン 黒木メイサ・・・・・・・・・・エミ 山本太郎・・・・・・・・・・・金子 松尾スズキ・・・・・・・・・・中田 ストーリー 10歳の時に出会った恋人・エミの心臓病を自らの手で治したい一心で医者の道へ進んだ青年・熊川鉄矢。エミとの結婚を目前にしたある日、鉄矢のもとにある報せが届く。それは、もう一人の幼なじみ・ドンが刑務所を脱走したというもの。7年前にエミの父の命を奪った山火事事件の犯人として服役していたドン。彼には人の心を絵に描き、その人を癒してしまう不思議な力を持っていた。そんなドンの能力を前に、幼い鉄矢はエミを奪われてしまうのではないかとの不安を募らせていったのだった。ドンの脱走の報せに、鉄矢の心は激しく動揺する…。 ~~~~~~~~ う~~ん、まあまあ・・ですかね~。 原作は読んでないので、あくまでもこの映画としての感想です。 なんか俳優達の演技で泣かせようとしているね。 あんまり話が練れていないんじゃないかな~って思った。 でも、ラスト、ほろって泣いたんだけど(笑) いい所はね、やっぱりドンちゃんかな~。 子供のドンちゃんよかったよね♪ 大人になってのドンちゃんもいいんだけど、本当にセリフが少ないんだね~~。 そういう設定なんだろうけど。 時々、もっとしゃべれよ~って言いたくなっちゃった(笑) もちろん、言葉に表さない分彼の絵が、それを語ってくれるのだということだよね。 印象に残るいい絵がたくさん見れたのが、よかったなあ。 ちゃんとクレジットにその絵の作者も紹介されていたけれども、それぞれみんな違う人が描いた絵だった。 一番彼の心が描かれたと思われる真っ赤な絵。 あそこで、岸田今日子さんがこの絵を説明するんだよね。 ああいったセリフで説明しないとわからないって、ちょっとなんだかな・・ でも、岸田さんが説明してくれないと、実は私はこの絵の意味がわからなかったのだ(笑) どんなに彼が今まで騙され、不当な扱いを受け、傷つけられたのか・・・・この絵には現れているって言っていたんだけどね。 ドンちゃんはいつもすごく丁寧に絵を描くんだけど、確かにこの絵のときは絵の具をぶちまけ荒れ狂っていたけど。 しかし、セリフではなくもっと違った方法で、ドンちゃんの心の内を知りたかったなあ~。 鉄矢は、ドンちゃんに対してある種の劣等感、畏怖の念というのかな、そういうものを持っている。 だからドンちゃんに対して冷たい態度を取るのだ。 もちろん、エミを取られるのではないかと思って恐れてもいるんだけど。 でも、この映画ではエミは鉄矢を子供の頃から好きだったみたいだけど。 これは鉄矢とエミが、お互いに側にいながらお互いの心を知らないって感じ。 もっと相手をよく見てあげなさい。 しかし、ドンちゃんがしゃべらない分、鉄矢がもっとしゃべらないといけないような気がする。 ドンちゃんの態度や表情を見た鉄矢のリアクションが、小さいというかね・・ ドンちゃんのセリフの分まで観客に伝えないと、わかりずらくないかな~。 ドンちゃんが、鉄矢の罪をかぶる時にいつも「わかっているよ、君の気持ちは。」って感じに頷く。 しかし、それって自己犠牲の愛なのだろうか?と思うのだ。 ドンちゃんは人の心がわかるらしい。 あの火事の時、わかった鉄矢の心はたぶん『恐怖。大変な事になってしまった』という感じだろうか。それをそのまんまを受け入れて、じゃ僕が君の身代わりになるよって言っていいのだろうか?って思う。 罪をかぶる事はどうなんだろうか・・・鉄矢のためを思って(またはエミを思ってか?)の彼の自己犠牲って自己満足にしかならないんじゃないかな。 純粋な、汚れのないドンちゃん。 彼はいい人だ。 そして、鉄矢は自分の身を守ろうと、疑心暗鬼になるしょうもない小さな人間だ。 だから、ドンちゃんの汚れのない心に恐怖を抱く。 火事で飛び込むシーンね。 私には、説明不足っていう感じだったが。 盛り上がる所なんだけど『飛び込むなら、もっと早くしてください』って思いながら見ていたのだ(笑) だってどんどん火が燃え上がって、見るからに飛び込むのは無理そうなんだもん。 ~~~~~~~ 割と押さえた感じの映画だったけど、時々こだわりの絵があったかな。 鉄矢の肩に雨粒が落ちそしてどっと降り始める雨 火事のシーンは迫力あったね。 窪塚クンの事書くの忘れてはいけない(笑) 彼は、復帰第一作。それなりの意気込みを感じる。 あえて、ドンちゃんではなく鉄矢の役を演じたのも、その現れだろうね。 演技とは関係ないけど、かなり痩せているのが気になってね~(笑) まあこれから、またがんばってくれると思うので楽しみです♪ ドンちゃんは、セリフないからね~。 その分表情と目の演技だよね。 これはかなり目チカラが必要、エディソン・チャンはうまかった~。 (子役のドンちゃんも良かったけど) 後は、やっぱりおいしい所もっていった感じの山本太郎。 よかったよ~。 でも、あのヤクザがどうのこうのという話は、ちょっとよくわからなかった。 そして、松尾スズキ。 いいなあ~私『イン・ザ・プール』よりもこっちの方がいいな~。 肩のチカラ抜いてるってかんじ?普通にやってます~って感じ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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