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テーマ:DVD映画鑑賞(13595)
カテゴリ:~2006年 映画・ロマンス
☆理想の女(ひと)☆(2004)
マイク・バーカー監督 オスカー・ワイルドの戯曲「ウィンダミア卿夫人の扇」が原作 スカーレット・ヨハンソン・・・・・・・・メグ・ウィンダミア ヘレン・ハント・・・・・・・・・・・・・ステラ・アーリン トム・ウィルキンソン・・・・・・・・・・タビィ マーク・アンバース・・・・・・・・・・・ロバート・ウィンダミア スティーヴン・キャンベル・ムーア・・・・ダーリントン卿 ストーリー ニューヨーク社交界の華として知られる若いメグ・ウィンダミアと夫のロバートは、セレブが集う南イタリアの避暑地アマルフィにバカンスに訪れた。そこでメグは魅惑的なアメリカ人女性アーリンと出会う。周囲の中傷に負けず、奔放な恋愛遍歴を重ねてきたアーリンと、生涯を誓い合ったひとりの夫に純粋な愛を捧げるメグ。やがて、社交界の囁かれるアーリンと夫の密会の噂がひそやかに流れ始めた・・・・・ ~~~~~~~~~~~ 結構はまってしまった^^) さすがにオスカー・ワイルドだあと思わせる、セリフの数々。 最初は何気なく「悪女の話ね、ふんふん」と思って見ていたのだが、話が徐々に変わっていくのよね。 若いヒロインとしてスカーレット・ヨハンソンがメインなのだと思っていたのだが、違うわね、これは。 実はヘレン・ハントでありタビィ役のトム・ウィルキンソンなんだわ。 というかこの対比がね、うまいんだな。 若いメグの可憐でしかし若さゆえの一途さ、そしてその夫のロバートもやっぱり若さゆえの行動(多分) それに対する、酸いも甘いもかみ分けた老練な紳士達を見よ。 彼らが魅力的なんでロバートやダーリントン卿など、まだまだ若造でしょう(笑) この彼ら老紳士たちのセリフがよくてね。 パーティにメグが着替えて出て来ない時にこんな言葉。 「ソーセージと女は作る過程を見てはならない」 くすっと笑った^^) 「結婚は神が造ったジョークだ!」 これもなかなかでしょう~。 「この世には二つの悲劇しかない。夢がかなわぬ事と夢がかなう事だ。 後の方が悪い。夢がかなうと悲惨だ」 うむうむ。チクリと言うなあ~。 こんなセリフを酒を飲み交わしながら、暇を持て余した老紳士達は語るわけ。 もちろん、老練な淑女達も出てくるのだが、彼女達は暇がないくらいゴシップを食している(笑) それはそれで、彼女達の人生経験がそうさせている所もあるんだけどね。 この紳士達のように、いずれはロバートやダーリントン卿も「人生とは」とか「男と女とは」とかうんちくを語るようになるのだろうかね~。 そしてメグはアーリン夫人のようになっていくのだろうか・・・ 多くの女達は噂に興じる暇を持て余したご夫人達になっていくのだろうが。 若きメグと熟女のアーリン夫人が同じドレスを着るパーティがある。 いや、参りました、ヘレン・ハント。 美しいですよ。 ヨハンソンのかわいらしさと、ヘレン・ハントの大人の魅力、どちらも十分に美しかった~。 しかし、やっぱり、年季がある分貫禄のあるヘレン・ハントの迫力には負けちゃうよね。 わたしは、へレン・ハントがちょっとシャーロット・ランプリングに似ているなあって思ったんですけどね。 雰囲気ですが・・ このヘレン・ハントの悪女の部分も、素敵でしたよ♪ もちろんその後の変化の見せ方もさすがでした。 ラストには、思わずほろりとしてしまいました。 衣装も豪華だし、見所たくさんでした♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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