以前に書いたものをこちらに移しています。
☆フローレス☆
ウエストサイドのヒーロー、元警官のウォルト。
彼の部屋には過去の表彰やら写真が飾ってある。
同じホテル(ホテルだよね、フロントがいるもの)の階下には、おかまバー「ドラッグ・クィーン」を経営しているちょっと太めのラスティ。
彼女(?)の部屋は、色とりどりのドレスが飾られている。そしていつもにぎやか。
二人は、犬猿の仲。
あるとき、そのホテルに逃げ込んだ男を追って男たちが乱入。その騒ぎを静めるためにウォルトが銃を持って階段に来た時、彼は脳卒中で倒れてしまった。
騒ぎの元はここらへんを仕切っているZのお金を誰かがねこばばした事。
そしてそのお金はどこを探してもでてこない。
さて倒れたウォルトは、右半身と、言語が不自由になっていた。
今までの強くて、自信に満ちた男がわが身を嘆く毎日。
そんな中、リハビリの指導をしてくれる療法士が紹介してくれたのが、歌のレッスン。
その歌のレッスンを頼んだ相手がなんとおかまのラスティ。
こんな二人がなんやかんやありながらも、レッスンを続ける。
さらにそこに、見つからないZのお金をめぐる騒ぎも加わって・・・
デニーロが、このウォルトを演じている。
独身貴族で、時にはクラブでタンゴを踊り、寝た事で女に金は払っていないといいつつ、しっかり生活費を渡しているウォルト。
かたや、ラスティは好きな男に金をせびられ、口汚くののしられながらもやっぱり金を渡してしまう、そんな生活。
体が不自由になってしまったウォルト、社会からはみ出ているラスティ。
そんな二人がときにののしりあい、時にお互いに愚痴を言い合い心の奥を見せあう。
アクションもあり、コミカルな場面もあり、ホロッとさせるいい映画でした。
デニーロの「アナライズ・ユー」「アナライズ・ミー」が好きな方には楽しめる映画です。
デニーロっていいよね♪
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最終更新日
2006.10.27 20:54:22
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