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カテゴリ:~2006年 映画・ドラマ
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☆エド・ウッド&プラン9フロム・アフター・スペース☆ 「エド・ウッド」 エド・ウッドはハリウッドの映画監督。 1980年に史上最低の映画監督に選ばれた。 1978年死去。 その映画人の姿をジョニーデップが演じている。 白黒映画の楽しさを充分に満喫する。 面白かったよ♪ 女装が趣味のエドが、(この場合ジョニーデップ)たくましい女装姿で、監督する場面とか、見ていて笑った~。 自分の作りたいものを、資金繰りなどの難関を乗り越え、作りつづけるエド。 オーソンウェルスの「市民ケーン」の実験的映画と、自分のやってる映画となんら違いが無いと思っているよき映画人だ。 ま、同じように横槍が入ったりするし・・・ 情熱も一緒だし!! とにかくこの映画でのエドはポジティブ! 資金集めに奔走したり、そのために出演者に素人が出たり、元ドラキュラ俳優の生活の面倒見たり・・ でもそんなもの乗り越えてとにかく映画が作れればいいのだ。 ドラキュラ俳優ベラ・ルゴシ。 過去の俳優になってしまっていた彼を、エドが最後まで、映画人生をまっとうさせてあげたのがいいよね。 なかなか彼の映画の出演者達面白いんだけど、後興味があるのは、ヴァンパイラ。 女性のバンパイヤだ。TVを降ろされて、エドの映画に出る事になったようなんだけど。 ウエストがすご~~い細いの。ちゃんと胸もあるのに・・・なんでだ?? 映画を作ってる場面は、楽しい。 しかし、当時の大道具小道具、やっぱり技術は高いんじゃない?? これがどんな映画になったか、やっぱり本物を見たくなるでしょう。 そこで、この映画に出ていたエドの傑作「プラン9フロム・アフター・スペース」を借りることになったわけ。 プラン9・・・元は、「地球外生物の墓荒らし」だったかな・・そういう題名だったのだけどね。 実際のエドの作品を、先に見た「エド・ウッド」の場面と比べながら見てしまう。 SFホラーだ。 う~~ん、どうでしょ、当時この映画は受け入れられなかったのかな?? 昼間走っていた車が急に夜になるなんて当たり前のようだし、安上がりなセットもこれだと良くわかる。 まあ、白黒映画だし、ホラーだから何でもありか?? でも情熱あふれる映画だよね!! ストーリーは、地球人が太陽をいずれ破壊してしまうのを阻止するために、宇宙人がやってくる。 そこで、死体の脳に電波を送って操る事にした。 操られたのが、ベラルゴシの吸血鬼のような老人と、妻のヴァンパイラ、さらにこの二人にやられた巨漢の刑事。 で結局円盤が火事になって、宇宙人は死んじゃった。 メッセージ性があるような無いような、墓荒らしなんだかSFなんだか。 でもフィルムをつなげながら楽しんでいただろうエドウッドが見えるようだよ。 なんかね~。昔高校の頃に作った学園ホラー映画を思い出しちゃった~~。 だから、学芸会のようだという批評が出たと言う話もうなづけるね。 一番好きなものを仕事にするなということはよく言われるが、エドの場合それだったのかもしれない。 趣味で作っていたら、もっと作品を作りつづけたかな?? (彼は5本の作品を残した) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.10.27 21:45:01
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