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テーマ:映画館で観た映画(8348)
カテゴリ:2007~映画・ドラマ
冬場の映画館通いは、天気を気にしながらなんでなかなか大変なんですよね。
朝は小雪、みぞれ、雨そんな感じでしたが午後になると回復するという予報でしたので、映画館に行こうと決めていました。 仕事帰りにちょうど良い時間があったもので^^) これを逃すと、また上映時間が変わっちゃうんですよね。 今週末から『ディパーテッド』『それでも僕はやってない』とか『マリーアントワネット』とか、始まりますしね^^) ☆敬愛なるベートーヴェン☆(2006) アニエスカ・ホランド監督 エド・ハリス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ベートーヴェン ダイアン・クルーガー・・・・・・・・・・・・・・・・・・アンナ・ホルツ ジョー・アンダーソン・・・・・・・・・・・・・・・・・・カール・ヴァン・ベートーヴェン ストーリー “第九”の初演を4日後に控えた1824年のウィーン。楽譜が完成しない中、ベートーヴェンのもとに写譜師としてアンナが派遣されてくる。ベートーヴェンはアンナを冷たくあしらうが、彼女の才能を知り、仕事を任せることに。尊大で傲慢なベートーヴェンだが、ただ一人の肉親である甥のカールだけは溺愛していた。しかしカールがその一方的な愛を疎ましく感じていることに気づかない。やがて初演の日がきた。難聴から指揮を怖れるベートーヴェンを助けたのはアンナだった。 ~~~~~~~~~~~~~~~~ 思いのほか、小粒の作品でした。 第九が聞けるので、年末に見た方が盛り上がったことでしょう。 また、音響効果の良い映画館での鑑賞をお薦めしますね。 私は結構よい音響で聞くことが出来たのでその点は満足です。 曲を気持ちよく聞くために思わず目を閉じたりして「おっと、これは映画だったっけ」と慌てて画面に目を向けました^^) でも、映画では音楽は「さわり」という感じで、「ああ~もっと聴きたいんだけど」とちょっと欲求不満になるかもしれないです。 ベートーヴェンに関して、ある程度知っていたほうが良かったかなあと思ったのは、溺愛する甥っ子カールとの関係。 カールは音楽を強要されて、ぐれちゃったりしてましたが、彼の人生はどんなものだったのですかね? そういう事実の部分は、知っていると「ああ、なるほど」と頷けたかも。 アンナとベートーヴェンの話は、創作ですのでいいんですけどね。 少々、ストーリーには深みがないのが残念でした。 そうはいっても、ベートーヴェンを演じるエド・ハリスが魅力的でしたね。 アイコンタクトを取りながらの『第九』の指揮の場面とか。 でも、ああいうことがあったんですかね? 二人が恍惚状態になり音楽に満たされているのですね。 気持ちよさそうです♪ そこに愛が芽生えても不思議は無いと、見せていました。 確かに、二人の世界になってましたね。 しつこい見せ方でしたけど(笑) そうそう、第九の演奏は一番良かったと思うのですが、演奏が終わって客席の拍手の音が聞こえないベートーヴェン。 「ああ、彼はこんな風に聞こえていたんだな」と教えてくれていました。 アンナが彼を客席の方に向けさせると割れんばかりの拍手!^^) ここは、私も一緒に拍手をしたくなりましたね~~♪ 普通のロマンスではなく音楽を通しての愛でした。 でもネ、あのベートーヴェンがアンナに身体を拭かせるのは、どんな意味があるわけ? よくわかりませんが・・・(エド・ハリス結構たくましかったです(笑)) ベートーヴェンの音楽に対する姿勢、耳が聞こえない苦悩、音楽を愛する姿。 まあ、ベートーヴェンがもうすでに当時、マエストロとして人気もありお金も結構入ってきていたということが(あ、どれくらいお金があったかはわかりませんが、甥っ子に盗まれていましたけど)、他の音楽家の伝記ものとは違っているのかもしれないですね。 でも音楽に対する姿勢というのは、売れている音楽家だろうが不遇の音楽家だろうが違いはないみたいですね。 神と会話するって感じですよね。 音楽の神様が彼らのもとには降りてくるのでしょうね。 羨ましい~、でも大変そうだ^^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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