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テーマ:DVD映画鑑賞(13595)
カテゴリ:2007~映画・ドラマ
この映画は、オドレイ・トトゥを見るつもりで借りたのだけど、オドレイはちょっとしか出てません~~。この映画の出演がきっかけで「アメリ」の主役になったんだそうですよ。
☆エステサロン/ヴィーナス・ビューティ☆(1999) トニー・マーシャル監督 ナタリー・パイ・・・・・・・・・アンジェル サミュエル・ル・ビアン・・・・・アントワーヌ マティルド・セニエ・・・・・・・サマンタ オドレイ・トトゥ・・・・・・・・マリー ストーリー エステティック・サロンで働くアンジェルの恋愛を中心に、同僚や経営者など世代の異なる女性たちに焦点を当てたドラマ。 40歳のアンジェルはエスティシャン、同僚は恋多き女サマンタと20歳のマリー。 アンジェルは過去のつらい経験から男性とは束縛の無い恋愛を楽しむことにしている。 そんなある日、ずっと年の離れたアントワーヌに一目ぼれされてしまう。 しかし、過去の恋に傷つき臆病になっている彼女はアントワーヌの気持ちを素直に受け止めることができない。 ~~~~~~~~~~~~~~~~ 前半はオドレイがどんな役柄なのかと思ってみていたんだけど、主役はナタリー・パイだからそんなに出てこないのだ。 オドレィは20歳のまだ初々しいエスティシャンで初老の男性にプレゼント三昧される役。 さて、ナタリー・パイの演じるアンジェルは、とってもかたくな。 何がそうさせるのだろうか?と見てしまう。 エステティックのお店ではもちろん一番の古株で、店長から独立を勧められるのだけど本人は、この店でエスティシャンとして働くことを選ぶ。 お客の愚痴を聞き、肌にさわり癒していくその仕事が好きなのだろうね。 彼女自身が一番素直な顔になっているのがこの仕事のときというような気がする。 彼女は仕事が終わると、男性との一晩の出会いを求めて出かけていく。 その出会いは、堂々としているのがフランスらしいのかな~。 ひとりで食事をしている男性と相席になり、なんてことの無い会話からすぐに「じゃ、行きましょうか?」と言うことになるのだ。 行こうって、もちろんホテルなんだけどね~。 やっぱり、男性としては誘われたら断るわけにはいかないというわけね(笑) そういう刹那的な出会いを繰り返す彼女。 何でだろうか? そんなところに、若い毛むくじゃらの男が現れる。 しかもその毛むくじゃら男が「一目ぼれした!自分には婚約者も居るのにこんな気持ちになるのは信じられない」なんて言い出すわけ。 40女のアンジェラは驚き、鼻で笑って追い返すんだけど、この毛むくじゃら男はお店の前をうろついたりするのよね。 彼女は「男性とは本気にならない。愛というのは厄介で私には向いていないの。愛とか嫉妬とかそういうのはもう嫌なの。SEXの相手ならいくらでも居るわ。」と。 そんな彼女が、徐々にこのアントワーヌに惹かれ始めるんだけど、本気にならないように自分を抑えているのよね。 でも、彼女自身はかなり情熱的な女性なんだとわかる。 先日感想を書いた「ママが泣いた日」でも主人公は、愛と嫉妬と憎しみ、それに苦しむ女性だったと思う。 ここでのアンジェラも愛はただ幸せな気持ちになるだけではなく、愛が深ければ深いほど嫉妬や憎しみも深くなると経験したんだよね。 愛も腹八分目がちょうどよいって、私なんか思うからそこまで嫉妬に苦しむのはよくわからないんだけどね(笑) 後半、このアントワーヌの若い婚約者が絡んでくると、ちょっと面白くなってくる。 この婚約者がアンジェラの店にお客になってくるわけ。 もちろん恋人を奪った年増女を見に来たわけだよね。 婚約者の嫉妬は、昔のアンジェラの経験した嫉妬と同じなんだろうかね~。 若い時って、愛ってほしがるばかりなのかもしれないね。 そして、愛には嫉妬や苦しみがその後ろにくっついていることを忘れてはいけないよね。 でも傷つくことを恐れては、何も始まらないんだけどね^^) ~~~~~~~~~~~~~ ナタリー・バイは、全く知らなかったんだけどフランスではゴダール監督の作品によく出ていたんですね。 勝手に逃げろ/人生 ゴダールの探偵 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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