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テーマ:映画館で観た映画(8328)
カテゴリ:2007~映画・ドラマ
本日、二本鑑賞してきました。
こちらでちょっと遅れて上映が始まった「クィーン」とそしてこの「眉山」です。 ☆眉山☆(2007) 犬童一心監督 松嶋菜々子 宮本信子 大沢たかお ストーリー 東京で働く咲子は、母の入院の知らせを受け、久しぶりに徳島に帰郷する。母子家庭で育った咲子は、気が強く何でも一人で決めてしまう母に寂しさを感じていた。咲子は医師、寺澤から母が献体を希望していることを知り、いらだちは募る。ある日、母の友人から箱を手渡される。中には、死んだと聞かされていた父から毎年届いていた手紙の束が入っていた。隠された母の恋を知った咲子は、東京に戻り、両親の思い出の場所を訪ね歩き…。 さて犬童監督といえば「ジョゼと虎と魚たち」「タッチ」「メゾン・ド・ヒミコ」「死に花」等、あります。 どの映画もいい役者を使っていると思います。 ジョゼ・・のときは、妻夫木聡、池脇千鶴、上野樹里。 タッチで、長澤まさみ。 メゾン・ド・・・のときは、オダギリジョー、柴咲コウ。 死に花は、山崎努、青島幸男、谷啓、長門勇などなどなので、これはちょっと違いますけど(笑) しかし、女優さんは旬の女優を使いますね。 ここら辺は、監督が強いのか、プロデューサーなどバックに何かチカラがあるのかわかりませんが。 売り出したい女優さんを使えば、いいところにブレイクしていくって感じですよね。 そんなちょっと斜め目線で見ると今回は、松嶋菜々子の復帰第一作としてこの映画を作ったという感じです。 松嶋菜々子が気の強い、芯のしっかりした娘を演じています。 この役は、松嶋菜々子にぴったりの役なのでいい役選びだと思います。 そしてその母親が、宮本信子。 いや~~、今回は宮本信子を見に行ったといっても良いかもしれないです。 宮本さんは10年ぶりの映画だそうですね。 良いです、とっても良いです、宮本さんが!! 松嶋菜々子は松嶋菜々子としてもちろんがんばっていましたが、宮本信子のこの母親がいるからこそでしょう。 これを機会に、是非もっともっと宮本信子さんに映画に出てほしいと思いました。 ~~~~~~~~~ この映画は、徳島の阿波踊りのシーンがメインですね。 私は、阿波踊りを見たことがないんですけど、祭りのわくわくした感じはどの祭りに出かけても感じますね。 人々の高揚した雰囲気が、自分にも伝染してくるんですね^^) 今回はこの祭りのシーンを大事に撮ったというだけあって、阿波踊りシーンはよかったです。 これで、今年の阿波踊りには観光客がたくさん行くことでしょう。 しかしこの阿波踊りシーンが山場ですから、そのあとはなくても良いかもしれないと、チラッと思いました。 眉山というのは、徳島の人にとってはなじみのある山なのですね~。 全く知らないものですから「まゆやま」ってなんだろうな?なんて思っていたんですよ(笑) そこらへんは、やっぱり地元の人のほうがイメージも沸きやすく、思い入れもあるんでしょうね。 →しかし、実はやっぱり眉山のエピソードが弱いかも。何で眉山なのかわかりませんでした~← 実はこの映画当初、見に行くつもりはなかったのです。 原作がさだまさしさんなんですってね。 実はさださんはちょっと苦手(ファンの方多いでしょうが、ごめんなさいね) おしゃべりは面白いですけど、歌は私には合いません。 そんなわけで全く考えていなかったんですが、監督が犬童監督であるということを知り見に行くことにしたのです。 犬童監督の作品は、今までみんなDVDだけ。 一度は映画館で見たいと思っていましたし。 ストーリー的にソツのない映画だと思いました。 しかし、思っていた以上でもなかったですね(ちょっと辛口) とにかく、宮本さんがよかったのでその点のポイントは高いのですが。 地元徳島の魅力を見せつつストーリーもそつなくこなしています。 その点は、さすが犬童監督だと思いました。 「女性というのは、強いんです。」 「メゾン・ド・ヒミコ」を見ても「ジョゼ・・・」を見ても思うことですが、今回のこの「眉山」を見てもそう思いますね。 きっと私が松嶋菜々子演じる娘の年齢と似たぐらいだったら、感じるところも多かったかもしれないと思います。 ちょっと私、松嶋菜々子の年齢を超えちゃいましたからね~~(笑) とはいえ、十分泣かせてもらいました^^) そして、母と娘という関係は年齢に関係なくわかるのでした。 **************** お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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