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テーマ:映画館で観た映画(8340)
カテゴリ:2007~映画・ドラマ
週末は私にとっての映画の日、なに見ようかな~~。
ヘアスプレー見たい♪ しかし、今日は映画館のはしごをする関係と上映時間の関係でとりあえず「グッド・シェパード」から^^) 実は、それほど魅力を感じて見ようと思ったわけでもないんだよね。 デ・ニーロが久しぶりに監督したというのが、まあ一番の見るきっかけかな。 ☆グッド・シェパード☆(2006) ロバート・デ・ニーロ監督 マット・デイモン・・・・・・・・・・・・エドワード・ウィルソン アンジェリーナ・ジョリー・・・・・・・・・妻・クローバー エディ・レッドメイン・・・・・・・・・・・息子・エドワード・ウィルソン・ジュニア ジョン・タートゥーロ・・・・・・・・・・・レイ・ブロッコ(エドワードの部下) ストーリー 第二次大戦間近のアメリカ。イエール大学に通うエドワードは、FBIとの接触やサリヴァン将軍からスカウトされたことを機に、国の諜報活動に従事していく。また一方、耳の不自由な女性ローラと運命的な出会いを果たすが、友人の妹クローバーを妊娠させたことから彼女と結婚する人生を選ぶことに。しかし、ほどなく戦略事務局(OSS)の一員としてロンドンへ発ち、クローバーとは疎遠状態になってしまう。1946年、エドワードは久しぶりに家族のもとへ戻り、息子と初めて対面、改めて幸せな家族を築くことを誓うのだった。だが時は冷戦時代、OSSの流れを汲んで創設されたCIAで働き始めたエドワードは仕事に没頭し、家庭との溝がますます深まっていく。やがて、成長した息子もCIAに。そして61年、CIAを揺るがす大事件が発生する…。 マッド・デイモン&ロバート・デ・ニーロ とにかく登場人物が多い^^) しかも、渋いおじさんたちばかり。 マイケル・ガンボン(ハリポタのダンブルドア)もいるし、アメリカのTVの顔って感じのアレック・ボールドウィン(この前見たときも感じたけど、ちょっと全体的にシャープさがなくなっちょるのがイタイが)ウィリアム・ハートもいるし、ジョー・ぺシ、もちろんデ・ニーロも自ら出演していい役もっていった(笑) ストーリーは大戦前の若きエドワードから、1961年の事件の渦中の彼との間を行ったり来たり。 う~~ん、誰が誰だかわかんない~~。 もうFBIからKGBから、イギリスもドイツも出てくるし~。 61年の事件。 キューバのカストロ政権の転覆を図ったCIAなのだが、内部から情報が漏れ大失敗に終わった。 その指揮を執ったのがエドワードで窮地に陥ってしまったというわけなのだ。 情報を漏らしたのは誰か? それを軸に、彼がどんな半生を送ってきたのか。 仕事の彼、私生活での彼。 見せ方は、こういう見せ方になるんだろうか・・ こういう時間を行ったり来たりという見せ方、多いけどね。 まあ、それほど起伏のある話ではないので、変化をつけるにはいいのかもしれない。 リアルなスパイの活動が見られる。 そうかあ、イナゴを放しちゃったか。 自然災害みたいに見せて実は・・・ってことがあるのかもしれないねえ。 この夏、西日本でセミの大発生があったみたいだけど、あれは関係ない?(ないよね・・(笑)) やっぱり一番は、情報を操作するということだ。 デマとか、都市伝説って意外とその裏には何か意図するものがあるのかもしれないよ。 なんだか恐いねえ。 一枚の写真と録音されたテープから地道に音の分析、写真の細部を探っていくあたりも、こうやって地道に分析していくんだなって見ることができて面白い。 今はもっと進んでいるんだろうなあ~。 ドイツからの亡命、ロシアからの亡命、諜報部員の死等、歴史の裏にはいろいろあるんだなとわかるね。 あちこち、そんな感じで面白いところはあるんだけどブツブツと、なんだかぶつ切りにされているみたいな感じがするのね~。 もちろん、このリアル諜報活動の話のほかに、エドワードの家庭の話が問題なんだよね。 できちゃった婚のエドワード、なにやら妻のクローバーに仕組まれた感じもする(笑) かなりクローバーが迫ってくるのよ^^) しかも結婚してすぐにロンドン単身赴任。 クローバーは一人で出産し息子と共にアメリカにとどまる。 一緒に暮らし始めたのが息子が5歳になってから。 こりゃ、どう考えてもまずい。 それでも、息子は父親を慕ってくる。 ただ、いつも不安げなまなざしで父親を追いかけているのがかわいそうにと思う。 また妻のクローバーも、不在がちで秘密ばかりの夫に耐えるばかりだ。 耐える、あきらめる、でも絆を求める・・その繰り返しの生活なんだろう。 良く耐えていると思う。 どう考えても諜報部員には、普通の家庭は無理じゃなかろうか?? 現実はどうなんだろうねえ~。 エドワードって無表情で言葉少ないんだよね。 これは「嘘をつかないためには、しゃべらないのが一番」ってことなのかもね。 クローバーも相手を間違えたなあって思うな。 クローバーの好みのタイプではないんじゃないだろうかなんて思っちゃった^^) まあ、それはエドワードにしても同じかもしれないから、お互い様なんでしょうけど。 自分の夫が、家庭を隠れ蓑にした諜報部員だったりして・・・ってちょっと考える?? う~~~ん?^^) この無表情振りって、マッド・デイモンの得意とする顔かなあ~。 ボーン・アイデンティティシリーズの彼も、こんな表情していたし^^? ずんぐりでなで肩のマッド君は、ごくごく普通の役所づとめのおじさんに見えるよね。 そういう普通さがこの役にあっているんだと思う。 とはいえ、彼が息子の役ではなく父親の役だった事に実は驚いた。 アンジェリーナもそうなんだけど、大きな息子を持つ中年の役には少々若すぎるような気がした。 前半の若い頃の二人は、まだいいんだけどね~。 若き夫婦 167分は少々長い。 登場人物の把握が大変。 起伏がない分、眠くなる←興味があるかどうかでも変わってくるけど^^) そんなわけで、目をしっかり開け登場人物の裏を探りながら見る映画だね。 ところで、あのロシアからの亡命してきた諜報部員の話を見ていると、真実だと判断するのは、本当に難しいと思うのだ。 他人を信用しない、誰も信用しない、そんな生き方をするのも大変だ・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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