これは「トン・マッコルへようこそ」の脚本を手がけたチャン・ジン監督のクライム・コメディ。
☆拍手する時に去れ☆(2005)
チャン・ジン監督
シン・ハギュン
チャ・スンウォン
ストーリー
高級ホテルの一室で美人コピーライターが9ヶ所も刺されて死亡するという事件が発生。第一容疑者は、ガソリン缶を持って現場にいたキム・ヨンフン(シン・ハギュン)。捜査本部では敏腕検事チェ・ヨンギ(チャ・スンウォン)による尋問が始まろうとしていた。一方、“犯罪のない社会作りキャンペーン"の一環として、この尋問の様子が48時間ノンストップでTV放映されることに。スタジオではパネリストと傍聴者が激しく討論し、また取り調べ室の模様も生中継されている。この前代未聞の生放送に、視聴率は50%を突破!-ところが、ホテル支配人、ベルボーイ、宿泊客らの証言が増えるにつれ、捜査は混迷。それとともに視聴率も急落していくが……。
微妙な感じのコメディ(笑)
映画というよりもTVドラマっぽいな。
私はてっきりシン・ハギュンが主役だと思ったのだ。
ところが主役は刑事(じゃない、検事)のチャ・スンウォンだった。
彼はよく知らないんだけど「リベラ・メ」で放火犯役を演じて絶賛されたんだってね。
あ・・・「風林高」にも出ていたのか~~。
それなら見たことがあるはずなんだけど・・・
私としてはあくまでシン・ハギュン目当てでしたんで(笑)
犯罪のない社会作りキャンペーンということで、殺人事件をノンストップでテレビで放映する。
そんなところが皮肉っぽくて面白いかも。
後半など神がかりになってきて有名なイタコ(韓国にイタコがいるかどうかわからないけど)みたいな女性占い師が呼ばれたりするのだ。
つまり被害者の霊を呼んで犯人を見つけようと、そして視聴率を上げようと考えたわけだよね。
その占い師の弟子の少女が、ちょっとかかわってくるラストはホラーっぽくなっていたりするんだよ。
そんなわけで、刑事ドラマとサスペンスさらにホラーとてんこ盛りだよ^^)
冒頭のシン・ハギュンとチャ・スンウォンの尋問シーンは、硬派な感じで二人の演技は見ごたえがある。
というか、やっぱりシン・ハギュンがいいと私は思うんだけどねえ~~。
もっと、シン・ハギュンが出て欲しかったな~~。
そんなに思いのほか笑えるものでもないけど(韓国映画らしく、結構くどいコメディ)でも、気楽に楽しめる映画だと思う。
そして、何より、シン・ハギュンがやっぱりいい(こればっかり(笑)