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テーマ:映画館で観た映画(8349)
カテゴリ:2009洋画
サクサク行きます。
☆チェ39歳別れの手紙☆(2008) スティーヴン・ソダーバーグ 監督 ベニチオ・デル・トロ ストーリー 1965年、キューバ革命に多大な功績を残したゲバラだったが、キューバでの地位や市民権を放棄し、忽然と姿を消す。やがて、キューバの新たな指導者となるカストロは、ゲバラの“別れの手紙”を公表した。その手紙によれば、ゲバラは自分を必要とする場所へ身を投じるという信念を揺るぎないものにしていた。1966年、頭髪の薄い中年男“ラモン”に扮したまま家族に別れを告げたゲバラは、次なる革命の地、南米ボリビアに入国する。ボリビアはアメリカの支援を受けるバリエントス大統領の独裁政権下にあった。ゲリラ部隊と共に革命へ動き出すゲバラ。しかし、ボリビア共産党の協力が得られず、アメリカに援護された政府軍に圧倒されていく。さらには地元民の裏切りに遭い、物資も滞ってしまったゲバラたちはいよいよ窮地に立たされ…。 28歳と同じく淡々とゲバラの最後のボリビアの様子を見せる。 う~ん、実は28歳を見たのでこちらを見なければと思いつつ「見たくないかも」と思っていた。 ソダーバーグ監督の作品ってかなり極端に好みが分かれるんだもの。 今回このゲバラを題材にしたのはなんでだろうかと改めて思う。 わからないのだ、私には^^;) ゲリラという言葉も考えてみたらもうだいぶ古臭くなってしまったね。 今なら何なの?テロリスト? 違うんだろうな~、よくわかんないけど・・・ でも、武力を持って戦うのだよ。 国をひっくり返そうとしたら武力以外ないとゲバラは言う。 そうなんだろうか? どうしても血を流さないと国は変えられないんだろうか? ボリビアではキューバとさまざまな事が違った。 外国人は受け入れられない。 宗教が根強い。 今回はアメリカが政府の後ろにいた。 政府が「ゲリラは恐ろしい奴らだぞー」と民衆に言い続けた。 共産党が「血を流すこと」を嫌った。 キューバでの革命が成功したのはなんでだろうか? (やっぱりカストロだよね・・) ボリビアで失敗したのはなんでだろうか? (カストロみたいな人がいなかったからではないの?) そんな事を思いながら、この淡々とした逃避行を見ていた。 やっぱり、政治の力だろうか? ただゲバラが言う 政府の暴力はどうなんだ!って 政府が民衆を武力で抑え込むのは良くて、ゲリラの武力は悪だと言い切るのはおかしいわな、確かに。 ただ愚かな民衆は自分にかかわらなければ目をつぶっちゃうんだな・・・たとえ政府の横暴な弾圧でも。 そうそう、民衆が蜂起しても武力がなければ成功しない事をキューバの革命で学んだとも言っていた。 民衆はボリビアでも蜂起していた。ただその場にゲバラたちは居合わせなかった。 それらの人々と力を合わせることもできなかった。 これは痛いかも。 でも、蜂起した人たちがゲリラを受け入れたかどうかはわからないよね・・ 彼が捕まったとき、この失敗が次につながればいいと(うろ覚え)そんな事を言っていたっけ。 彼はボリビアから出国するときは死んだ時だと言いきっていた。 すべてを革命にささげた男、ゲバラ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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