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テーマ:映画館で観た映画(8348)
カテゴリ:2009洋画
インフルで、マスクないよね~~。
でもマスクだけで、防ぎ切れないもんね。 それにしても、こうして毒性の弱いインフルがはやることで、日本の感染に対する対策の弱点が分かってよかったのかもしれないね。 このインフルも毒性が強まる可能性があると言うし、また鳥インフルが本当に発生したとき今のままの対策ではだめだと言うことが分かったわけだもの。 どのように対処していくのか…難しいけど・・・がんばってほしいものだ。 ☆消されたヘッドライン☆(2009) ケヴィン・マクドナルド監督 ラッセル・クロウ ベン・アフレック レイチェル・マクアダムス ヘレン・ミレン ロビン・ライト・ペン ストーリー BBC製作のTVシリーズ「ステート・オブ・プレイ~陰謀の構図~」をラッセル・クロウ主演で劇場版にリメイクした社会派サスペンス ワシントンDC。時を置かずに発生したある2つの事件。ひとつはドラッグ中毒の黒人少年スタッグが何者かに射殺された事件。もう1つは、国会議員スティーヴン・コリンズのもとで働く女性職員ソニア・ベーカーが出勤途中の地下鉄で不可解な死を遂げた一件。そしてソニアの悲報に、コリンズが衆人の前で冷静さを失い涙を見せたことで2人の不倫疑惑が浮上、マスコミの格好の餌食に。コリンズと大学時代からの友人である地元紙ワシントン・グローブの敏腕記者カル・マカフリーは、マスコミから逃げるコリンズを自宅に匿う。コリンズはカルに対して、ソニアの死は一般に報じられているような自殺ではないと主張。折しも、スタッグ殺害事件を追っていたカルは、図らずもスタッグとソニアの接点を突き止め、別々と思われた2つの事件がひとつの大きな事件に発展する様相を見せ始める。カルは真相を求めて、相棒となった女性記者デラとともにさらなる取材を進めていくが、その先には彼らに身の危険も及ぶほど巨大な陰謀がうごめいていた…。 ~~~~~~~~~~~~~~~ 何を期待してみたかで感想が分かれそうな映画かな? TVで予告編をやっていて、まあそこまで言うなら見てみようかと行ってきた。 監督は「ラストキング・オブ・スコットランド」「運命を分けたザイル」の監督だと思い出し、それならちょっとは面白いかなって思ったのよね。 そう、ヘレン・ミレンも出ているし。 もともとがTVドラマだそうだけど、BBCの方はどんなドラマになっているのか気になるな。 アメリカでも新聞というのはネットに押されて販売が落ち込んでいるんだそうね。 しかし、こうして新聞記者が自分の体を張って記事をものにしていく物語は新聞離れを食い止められるかもしれない。 記者関係では「ハンティング・パーティ」なんてのもあったね。リチャード・ギアがヤサグレTVレポーターだった。 巨大な陰謀が・・・というのは「ザ・バンク 堕ちた巨像」もそうだったね。 ただ、この「消されたヘッドライン」では今ひとつその「巨大な陰謀の怖さ」が良く分からなかったのは、私の飲み込みが悪いせいかもね。 しかし、彼が知り得た情報をもとに事件の裏に何が潜んでいるのかと追いかけていく展開は面白かった。 出だしのつかみもハッとさせられたしね。 一見何の関係もなさそうな黒人のジャンキー少年とソニアのつながりが分かってくるところから、どうなる、どうなる~~って観客を引っ張り込んでくれたし。 ラッセル・クロウが聞き込みしたり情報提供する人物たちに対しては「実は嘘をついているのではないか?」なんて思ったりして、あれこれ頭をひねりながら見ていた。 そういう点で面白いな。 あ、ソニアを紹介したドミニク(だっけ)もよかったよねえ~、へたれぶりがよかったわ。 詳しい話は書けない映画なので、あとは俳優の感想ね。 ラッセル・クロウは「ワールド・オブ・ライズ」でメタボになっていてビックリしたんだけど、今回もその体形をいかんなく発揮し(笑)、中年オヤジになっていた。 ただ、どこかかっこよさも感じさせるのが「ワールド・オブ・ライズ」との違いかしら~^^) 同僚の新聞記者デラ役レイチェル・マクアダムスは、小柄でかわいかったね。 大御所ヘレン・ミレンは編集長役、新聞は売れてなんぼよ~~!って怒っている。 どこの新聞もスクープが命だもんね。 ベン・アフレックは、うん、うまいと思った。 ロビン・ライト・ペンが妻役 実はうまくいっていないんだけど、議員生活のために夫婦そろって会見するなんてね、清潔さが求められる議員やその家族というのも大変だよね。 ネタばれのため伏せ字↓ 社会派サスペンスじゃないじゃないかあ~!! ベン・アフレックの個人的な話になっちゃうのは、なんだかうやむやになって気持ち悪かったかも。 個人的過ぎてわけわからん・・ とはいえ見ていると「ベンがなんだか怪し~~」って思い始めるんだけど、どこがというのがなかなか出てこないから「やっぱり清廉潔癖議員だったんだ」って思わされたよ~。 そこら辺のオチの持って行き方は最後の最後まで楽しませてくれたよね。 そういう意味でもベンの演技はうまかったと思うのだ。 社会派の切り口なんだけど結局その辺がうやむやになっちゃうって言うのは、もちろんあえて狙ったんだろうが・・・小難しい話にならずにいいのかもね^^) ↑ そんなことで、メタボオヤジがちょっとカッコ良く見えた(でも結構昔の傷を引きずっている未練たっぷりなおじさんなんだけど)映画であった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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