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テーマ:映画館で観た映画(8344)
カテゴリ:2009洋画
君とか、僕とか、私とか、そういう題名の映画最近多いよね~。
こちらはタイムトラベラーの恋という感じで、面白そうだったので見てきました。 ☆きみがぼくを見つけた日☆(2009) ロベルト・シュヴェンケ監督 エリック・バナ レイチェル・マクアダムス ストーリー ヘンリーがクレアと初めて会ったのは彼が28歳の時。しかし、20歳のクレアにとってそれは運命的な再会だった。彼女は6歳の時に30代のヘンリーと出会っていた。そう、ヘンリーはタイムトラベラーだったのだ。しかしその時空移動は彼自身には制御不能で、何の前触れもなく、突然に過去や未来へ飛ばされてしまう非常にやっかいな“病気”だった。少女時代にそんなヘンリーと偶然出会い、以来時空を超えて何回となくやって来るヘンリーに見守られるようにして成長していったクレア。やがて2人の絆は、クレアが大人になるにつれて恋へと発展していくのだったが…。 ~~~~~~~~~~~ 原作がベストセラーなんだってね。 原題は「THE TIME TRAVELER'S WIFE」 つまり妻の視点なんだよね。 原作もそういう風に進んで行くのかな? 映画ではヘンリー(エリック・バナ)がすっぽんぽんでタイムトラベルしたシーンから始まるから、どうしてもヘンリーの視点でみてしまうわ。 といってもクレア(レイチェル・マクアダムス)とヘンリーが同時代で出会う図書館のシーンから、クレアとヘンリーの物語になっていくんだけどね。 タイムトラベルしちゃうヘンリーは、自分でタイムトラベルを制御できないという厄介な能力を持っている。 見ていると、まったく自分に関係のない時代にトラベルするというわけではなく、何らか自分に関わる所に行くようなんだけどね。 タイムトラベルの原則は、ほとんど無視されているのでタイムトラベルものとしてみると突っ込みたくなるだろう。 タイムトラベルの時は何も身につけていられないというその点だけはしっかり守られているのだけど(昔のタイムトラベルはそんなこと無かったのに、最近のタイムトラベルはすっぽんぽんが主流らしいね(笑))自分自身に会ってはいけないとかいう原則は完全に無視。 あ、でも過去の重大な出来事は変える事が出来ないというのは、やはりあるみたいよ。 なんにせよ、タイムトラベルも少しずつ変わってきているのかしらねえ~^^) とにかく、そういうわけでタイムトラベルに関しての突っ込みは多々あるのだけど、それはこの場合そっと置いておくのだ^^) これは会いたくても会えない、一緒に居たくても居る事が出来ないそんな二人の愛の物語なんだもの~。 こんなシチュエーションでも恋は出来るのよ~。 恋は素晴らしい♪ ただねえもう少し、クレアの視点を多くしてくれたらクレアの苦悩を感じることができたかもしれないなあ。 飛んでっちゃっていつ帰ってくるかわからない夫を待つというのは、いくら幼いころからの「白馬の王子様」だったとしても現実的な難しさを感じるわよね~。 その困難を乗り越えてクレアは彼と一緒に暮らすことを決意したんだけど。 決意もぐらつくことがある、(゚ー゚)(。_。)ウンウン そこのところを、もっとぐぐっと見せても良かったよね~。 もちろん、そんなクレアの苦悩を見せてはいるが、なにせぴょんぴょんどこかの時代に飛んで行っちゃうヘンリーの方が派手だからねえ(笑)どうしてもそっちに目が行くのよねえ。 確かにヘンリーがそれぞれのタイムトラベルで、何を見て何をするのかっていうのも気になるもんね^^) そんなタイムトラベルでは前半、タイムトラベルして電車の中で自分の母親と会話するシーンが、良かったねえ。 また自分の結婚式に未来からトラベルして来て自分自身の代役を務めるなんていうのも面白かった。 もちろんラストも良いわよね~。 ほろりと涙腺が緩むこと請け合いです! とはいえ、少々ラストに向けて強引な感もあったな。 だんだんタイムトラベルに関しても都合よすぎるって思っちゃうところもあったもんでね(笑) 突っ込みたいところは →亡くなる前になって急に未来に行っていたってことが出てくるのは、都合よすぎるわよね。 なんで記憶にないのだろうね? 子供に教えてもらってからトラベルの仕方が制御できるようになったのかしら? そして、彼の仕事はずっとロトを当てることなのかな? クレアがお金持ちのお嬢さんで良かったよね~、ほんと。 そうそう、遺伝子が原因というのは、そう言われたらお腹の中の子供も飛んで行っちゃうという事もあるわけだ! ちょっとその図を想像すると恐くなるね( ̄△ ̄;)!! 赤子がポンとどこかに飛んで行っちゃうのよ・・・・・ホラーになる・・・怖い!! 何回か流産してしまうが、最後に無事に子供が産まれるわけだけど。 たとえばクレアがタイムトラベルしないように毎日おなかの子供に歌を歌って聞かせてあげるなんていうシーンを入れたら、なんでこの子だけ無事に生まれたのかって説得力が出ると思うけどね。 後々、父親と娘の再会のシーンでもその歌がキーポイントになるとか・・だったらおもしろかったかなって思ったのだ。← 監督は「フライトプラン」の監督。 ちょっとひねりのある「フライトプラン」も突っ込みどころはあるものの面白かったよね^^) こういった、ひねった展開が好きなんだろうね~。 エリック・バナは最近では「スター・トレック」よ。 あ、「ブーリン家の姉妹」でヘンリー8世を演じてましたw 私は「ミュンヘン」での彼の印象が強いかしらね。 今回のヘンリー役では、タイムトラベルするので実年齢41歳の彼が20代の役だったりもするのよ。 少々、無理があるかね~なんて思ったりしたわ(笑) やはり実年齢に近い方が、違和感がないわね。 ・・・・決してエリック・バナがいやなわけじゃないけど、もう少しロマンティックな俳優さんが良かったかしらね~~私としては。 でも、ま、これはこれで良しとしよう(笑) クレア役、レイチェル・マクアダムスはかわいい^^) 表情も豊かだし、いいよね~。 髪型は若いころの方が似合ってると思うけどね。 「きみに読む物語」での彼女かわいかったものね。 「フライトプラン」「幸せのポートレート」にも出ていた 「消されたヘッドライン」では中年オヤジのラッセル・クロウとタッグを組む女性記者を演じていたよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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