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テーマ:映画館で観た映画(8349)
カテゴリ:2010洋画
なに見る~?とダンナに聞かれ「アイアンマン2」かなって答えたら、意外にも「ザ・ウォーカー」の方がいいんじゃない?って言うんで、こっちにしてみた。
私は単純明快アメコミの世界の方が、旦那の好みだと思ったんで(笑)ちょっと意外でしたわ~。 とはいえ、私もこのザ・ウォーカーの詳しい話は知らなかったんだけどね。 ☆ザ・ウォーカー☆ ザ・ヒューズ・ブラザース監督 デンゼル・ワシントン ゲイリー・オールドマン ミラ・クニス レイ・スティーヴンソン ジェニファー・ビールス フランシス・デ・ラ・トゥーア マイケル・ガンボン ストーリー イーライという名の謎の男は、崩壊したアメリカ大陸の荒野を西に向かって歩き続けていた。ある本を携えて。その本は、いまや世界にこのただ一冊となっていた。イーライは、その本に近づこうとする者は容赦なく斬り捨てた。そんな中、とある町に立ち寄ったイーライ。そこは、カーネギーという男が独裁者として君臨する町。彼は、ある本を探していた。その本があれば世界を支配できると考えていた。やがて、イーライの本こそが、目的の本だと確信するカーネギーだったが…。 ~~~~~~~~~~ セピア色のかなり凝った映像でしたわ。 なんで世界が崩壊したのか、あんまり説明が無く進んでいく。 崩壊した世界というのは想像を掻き立てられるねえ。 今までもこういう「その後の世界」を描いた映画を見てきた。 毎回思うんだけど私はこの世界でサバイバルできないだろうな~って思うわよ。 植物もなくなった世界では何を食べるの?ってことも考えるし、確かに人間には水が必要だし。 主人公が「かつては不用品として捨てていたものが、今じゃ貴重品として奪い合う」っていうんだよね。 カーネギーの手下が「親分、こんなものが手に入りやしたぜ」(こんな風には喋ってないが)って差し出したのが「シャンプー」だったわね~。 これが最後の一本かもしれないなんて言いながら、一緒に暮らす(妻じゃないみたい)クローディアの髪を洗ってやるのよ。 これが、リンスインシャンプーだったら、さらに貴重品になるかも~? あ、クローディアはジェニファー・ビールスよ。 あの「フラッシュダンス」の彼女。 久しぶりにお見かけしたわ。 その娘役がミラ・クニス。 彼女がラストに見せるりりしい姿は、ミラ・ジョボビッチみたいよ~。 さて、そんな「もしも自分がこの世界にいたら」的な事を考えながら見ていると、主人公のウォーカーが襲われそうになっちゃう。 世界が荒廃しても人間は変わらないもんだ。 力で支配しようとするし、うまく立ち回ろうとする。 なんにせよ、生き延びることがすべてなのだから。 ある意味SF的な西部劇みたい。 そして、主人公のバカ強さ。 でも、殺陣がかっこよくてね~~♪ デンゼルさん、相当体を絞ったんじゃないかしら。 いいですよ~~、(゚ー゚)(。_。)ウンウン バカ強いというか、不死身というか・・・^^) 主人公は、この本を守るために行き先を示されさらに守られているわけだ。 彼の役目なんだよね。 こんなに強いのもこの本のせいなわけでしょね。 でも、アクション的にはかっこいいからまあいいか? この本が何の本かというのは、ああ、なるほどあれねって結構早く分かるね。 しかし西ってどこよ?というのは最後まで分からなかった。 てっきり→聖地エルサレムとかさ←だと思ったらちがったもんね。 30年かけて導かれた先があそこだったというのが、ある意味「へ~~!」という驚きはあった。 この世界は戦争によって滅びてしまったんだけど、そのために本を焼き払っちゃったみたいなのよね。「華氏451°」みたいだよね。まあ、話の内容は違うけどさ。 戦後生まれの人間は字が読めないらしいのよ。 さてこの本を手に入れたいカーネギー。 「かつての征服者たちはこの本の言葉をを使って人々の心を支配することができた」とか言うんだよね。 なるほど、そうとも言えるかな。 未開の地にまずこの本を持った人たちが入って行ったことは有名だし。 あら?未開の地? これってこの映画の舞台の「その後の世界と同じ」ってことかしら? でも、どこまでこの本が人間の心を揺り動かすのかは、あまりこの本を知らない私は未知の部分なんだよね~。 そういう点で言うと知識があると、もっといろいろと考えるところがある映画かもしれない。 私は残念ながら、何の本かわかった時点でちょっと引いてしまったのよ。 え?そういう話?ってね。 あ、そうそう^^) 荒野(どこも荒野だけど)の一軒家のシーンは面白かったわ。 ポツンとまともに家が建っていてね。 (他の家は残っていてもみんなボロボロになってるもんでね) 老夫婦の登場にちょっとユーモアも感じさせられた。 ブラックだけどね♪ 〇肉食べると手が震えるなんて知らないわよね^^;) 老夫婦が今まで生き残って来たってことがすごいよね! その家での銃撃戦もまた派手だったわよ~。 でも老夫婦はもう少し見せてあげて欲しかったなあ~、今まで頑張ってきたんだもん。 題材として面白いものを選んだなあって思った。その意欲は十分感じる映画だったよん。 という事で、見ているときは題材に「私と関係ない的な」違和感を持ったんだけど、まあ見終わると知らないなりにあれこれ考える映画だなって思った。 きっと、わかってないことの方が多いのかもと思うけどね~~。 仏教徒だしさ分んないよ…(心の声) でもでも、新しい世界には新しいものが流行っても良いような気がするんだけどなあ。 やっぱり、あの本に行きつくのかなあ。 追記 ラストのオチ(本の中身の展開)は、スリ変えてあるとかを考えていたんでびっくりした。 なんでジェニファー・ビールスが盲目なんだろう?って思っていたんだけどそんな事だったとはね。 西部劇だと思っていたけど座頭市だったってのは、実は後で気がついたよ(遅すぎ~~^^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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