『ターミナル』(2004年/米国 原題:The Terminal)を見た。この前見た
『フライトプラン』は航空機内が舞台だったけど、こちらは空港が舞台。
トム・ハンクスとキャサリン・ゼタ=ジョーンズ共演のラブストーリーがベースだと思っていて、あまり期待していなかったのだけれど、いい意味でそれは裏切られた。
以下、感想を箇条書きに。
・実直で思いやりがあり、英語がよくわからないクラコウジア人、
ビクターを演じるトム・ハンクスは、『フォレスト・ガンプ』を彷彿とさせる。前半の、空港での生活に慣れるまでの数々のエピソードは、とてもコミカルで笑えた。
・
ビクターの最初の協力者=食べ物を供給する代わりに恋の橋渡しを頼んだ=、
エンリケを演じた俳優、どこかで見たことがあると思ったら、『天国の口、終わりの楽園』でガエルくんと共演していたディエゴ・ルナだった!彼も、ハリウッド映画に出るようになったのねぇ・・・。
彼だけでなく、そのほか、
ビクターと友達になっていく空港で働く人たちもそれぞれいい味が出ていた。敵役の保護局長代理(スタンリー・トゥッチ)も含めて。
・
ビクターが恋に落ちる
アメリアを演じたキャサリン・ゼタ=ジョーンズ、黒髪も似合っててキレイ!!!
・
ビクターの友達で床磨き清掃員の
グプタ(クマール・パラーナ)、
ビクターのために飛行機を遅らせたけれど、彼のその後がちょっと気になる。
・
ビクターがなぜニューヨークに来たのかという理由=
ジャズの好きだった亡き父と約束を果たすため、ジャズ演奏者のサインをもらってくること=については、納得いかないという声も聞いたけれど、私はそんなに違和感はなかった。
ビクターのキャラクターに合ってていいんじゃない?
評価は、
★★★☆ (3.5 / 満点は5つ)