『プライドと偏見』(2005年/英米 原題:Pride & Prejudice)を見た。
これは劇場で見る気満々だったのだけれど、なんとなく「DVDでいいか~」と思って結局見なかったもの。
以下、感想を箇条書きに。
・予告編で見たときの印象ではイマイチと思ってしまったんだけど、
ダーシー役のマシュー・マクファディンはピッタリ!いい意味で期待を裏切ってくれた。
・娘の結婚のことで頭がいっぱいの
ベネット夫人(ロザムンド・パイク)、滑稽なんだけど、悲壮感が漂っていた。今は時代が違って、女性の選択肢が“結婚”しかない時代ではないけれど、私はこんな母親のもとでは生活できないわ~(汗)。
他方、
ベネット氏(ブレンダ・ブレシン)はとってもいいパパだった。
エリザベス(キーラ・ナイトレイ)が従兄の
コリンズ(トム・ホランダー)に求婚されたときの態度は、とっても頼もしかった。
・この作品のもうひとつの主人公は、
18世紀のお屋敷たち!DVDの特典映像に、撮影に使われた邸宅の紹介コンテンツがあって、とても興味深かった(完全にセットだと思っていたので)。イギリスの田舎にとっても行ってみたくなった。
・これも特典映像の話だけど、アメリカ版のラストシーン(
(ここからネタばれ反転)ダーシーがリジーに、「君のことを何て呼べばいい?」と聞いて、リジーが、「最高に幸せなときに、“Mrs.Darcy”と呼んで」と言うと、ダーシーが“Mrs.Darcy”を連呼するシーン(ここまで))を見て、『ブリジットジョーンズの日記』を思い出した。そういえば、『ブリジット・・・』って、この原作『高慢と偏見』をヒントにして書かれたんだっけ。
評価は、
★★★ (満点は、5つ)