『デジャヴ』(2006年/米国 原題:Deja Vu)を見た。
500名以上の死者を出したフェリー爆破事件の捜査に当たる特別捜査官の
ダグ(デンゼル・ワシントン)は、事件の手がかりを握る被害者の女性
クレア(ポール・パットン)を見たとき、「彼女を知っている」という既視感=デジャヴ=に襲われる。やがて
ダグは、捜査のため、政府が極秘開発した、4日半前の過去の映像を自由に見ることができる“タイム・ウィンドウ”という監視装置を利用し、
クレアが爆破犯と接触するのを待つうち、美しい
クレアを何とか救いたいと思うようになり・・・時空を超えたサスペンス・アクション。
以下、感想を箇条書きに。ネタばれ箇所は反転します。
・見終わってヒトコト。
「なんで、ダグが生きてんの~?」正直、はてなマークが飛びまくりでした。実は、“タイム・ウィンドウ”での冒険中(?)、私は少しだけうとうとしてしまい、そこにその謎解きのヒントになることがあったのか?と思ったけれど、一緒に見た友達も同様の疑問を持ったよう。いくらハリウッド大作とはいえ、やっぱり
ハッピーエンドは無理がないかい?と思うのは、私の注意力不足なのだろうか。DVDになったら、もう一回見るとしよう。
・予告編とはずいぶん印象が違った。サスペンスというより、SF。“デジャヴ”ってタイトルも、もともとの意味から考えると違和感ありまくり。観客にしたら、一度見たのをもう一度見ることが多いから、“デジャヴ”っぽいか。
・前半がかなり長く感じた。伏線を張るためかもしれないけれど、もうちょっとコンパクトにして100分くらいにまとめてくれた方が、緊迫感が続いたのではないか、と。
・デンゼル・ワシントンがカッコイイ♪のは当たり前として、相手役のポーラ・パットンも美しく魅力的だった。これからブレイクするのでは?
評価は、
★★★ (満点は5つ)