『相棒-劇場版-絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン』(2008年/日本)を見た。
特命係の
杉下右京(水谷豊)と
亀山薫(寺脇康文)は、爆弾テロの標的になった衆議院議員の
片山雛子(木村佳乃)の護送の任務につく。議員は無事護送できたが、この爆弾テロをはじめ、ニュースキャスターや元裁判官が殺される事件を予告しているSNSサイトが見つかり、そこから犯人を追うことになるが・・・
実は私、『相棒』シリーズは、この年末年始中に再放送をしていたものをちらっと見たのが初めて。なかなか面白かったし、この映画も評判がよかったとのことなので、借りてみました。
以下、感想を箇条書きに。
・ドラマをあまり見ていなくても、
右京と
亀山のキャラクターが良くわかった。
右京さんはチェスも強くてカッコイイ。でも水谷豊は
『熱中時代』のイメージが強くて(汗)、最初はこのクールな役どころにかなり戸惑った。
・犯人がものすごくチェスにこだわっていたことの理由がよくわからず消化不良。わざわざ“ハズレ”のところチェスの駒を置くなんて、わざとらしすぎてちょっと気に入らない。
・マラソン大会当日のシーンは、相当な数のエキストラを動員したのだろう。少々安っぽい感じはしたものの、製作サイドの意気込みを感じた。
・最後に
片山雛子がオイシイところをもっていくとは予想外だった。
木佐原(西田敏之)に彼女の声は届いたのだろうか。
評価は、
★★★ (満点は5つ)