丸い柱に合わせた畳のもう片方は・・・
こんにちは。寝不足が続いている静岡の畳屋の姉さんです。 明日、次男が「ブラスカップ」という演奏会に出演します。その為次男は今週はずっと朝練で6時に家を出ています。そんな次男に朝食とお弁当を作るには4:45に起きてギリギリです。でもどうしても早く寝る習慣がない私は睡眠時間を3時間確保するのもままなりません。 早く寝るって難しい・・・。 さて、昨日のブログで、丸い柱に合わせて作った畳の半円の方をご紹介しました。今日はその続きをご紹介します。 途中までの手順は昨日の畳とほぼ同じですが、今度は畳の端の方を丸く切り込んでいました。 こ、これは!力を入れすぎて細く切った畳床をポキッと折ってしまったら大変ではないですかでも力を入れないと針は刺さらないし・・・。「わ~、折れそう!大丈夫?」ときくと、長男はちょっとうるさそうに「大丈夫だよ!」と答えました。老婆心だったかな?失礼しました。 長男は会長の指示を聞きながら丁寧に仕上げていきました。この前仕上げた畳と一緒に並べてみました。 なんだ、きれいな円形じゃないじゃん、と思ったあなた!これが実際のこのお宅の天然木の丸柱の断面の形なんです。 でもやっぱり実際にピッタリ収まるか気になりますね。はい、このように収まりました。(四方向から撮影しました。)↓ ピッタリです ちなみに少し黄色がかった畳表は和紙表の若草色で、緑がかった畳表は天然い草です。天然い草のお部屋は家具を置かない客間に、色あせしない和紙表のお部屋には家具を置かれるそうです。い草の畳表は徐々に色あせしますので、だんだん和紙表の若草色に近づいていくと思います。