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テーマ:特撮について喋ろう♪(4322)
カテゴリ:特撮
youtube東映公式チャンネルで配信されていた「超人機メタルダー」が配信最終回。
最終章は前半同様ハードな展開となり、ゴッドネロスの謎に迫っていくドラマを描き最終決戦という展開に。 外国で特派員をやっている舞の父親が日本に帰国。彼は舞の依頼で古賀博士の事を調べていたが、一緒にゴッドネロスの謎にも迫っていたためネロス帝国の刺客に狙われていた。彼が突き止めたゴッドネロスの正体は古賀博士の元助手だった村木国男という人物。助手時代のノウハウを元にして巨大な悪の組織を作っていたことが判明。 37話からは最終決戦。打ち切りが決まった当初は37話で終わる予定だったが「世界忍者戦ジライヤ」のスケジュールの遅れから2話延長し、39話で完結することになった経緯がある。そのためメインライターの高久進の都合が付かず、ラスト2本は藤井邦夫が書いている(藤井は現在時代劇作家として有名)。 37話はトップガンダーと共にゴーストバンクに乗り込んだメタルダー。迎撃に現れた軍団員を倒しゴッドネロスも倒すがあっけなさすぎ。実際は罠だったとはいえあっけない演出をしていいのかと思ったら・・トップガンダーはクールギンの不意打ちで倒されてしまった。当初のプロットではトップガンダーは最終決戦の渦中に機甲軍団の集中砲火やドランガーとの相討ちで再起不能となってしまい、無二の親友となったメタルダーの手で最後を迎えることを望み、メタルダーが介錯を取る形で自分が愛用していた狙撃銃で生涯を終える・・という展開だったという。また 夏頃のインタビューで高久が「トップガンダーの最後は、敵にやられてボロボロになったトップガンダーをメタルダーが助けに来るというのにしたい。これは最終回の数話前になると思う」と語っていた通り、シナリオ準備稿では第33話のラストでメタルダーの介錯(この場合はレーザーアーム)によってトップガンダーは息を引き取ることになっていた 38話はバルスキーの最期を描いた回。これは追加で描かれた話で修理は必要だったものの生き延びたバルスキー。戦闘ロボット軍団の女性軍団員・ローテールはバルスキーに思いを寄せており、一緒に添い遂げようとするも、バルスキーから「他の仲間を弔ってひっそり生きろ」と言われてしまう。これら一連のやり取りをロボットにやらせても「ええ話やわー」と言いたい。 最終回・・・部下を捨て石にしたゴッドネロスにメタルダーの怒りが爆発。単身アジトに乗り込んだ。そのことを流星が残したビデオから知った舞と八荒は流星の下に行こうとするが、それを見送る舞の父・信吾がOPの一節を持ち出す所は青春もののノリも混じってた作品だったことを感じさせる一コマ。 単身竜生の形見の剣を持ってゴッドネロスに単身挑むメタルダーだが、メイン動力炉の超重力制御装置を破壊されてしまった。超重力制御装置が破壊されれば、エネルギーが暴走し地球さえも破壊しかねないというシロモノだった。結構危険なもん積んでたんだ。メタルダーって。 竜生の形見の剣で怯んだ隙を突いたメタルダーはレーザーアームでゴッドネロスを倒すが超重力制御装置を八荒に壊してもらうよう依頼。超重力制御装置を完全に破壊してしまうと超人機としての力を失い、流星の姿に戻れなくなる・・最初は躊躇った八荒だったがクールギンの剣で超重力制御装置の機能をストップさせるという展開はシリアスな初期編に戻ったわけか。 当初考えられていた最終回はメタルダーと相棒スプリンガーもまたネロス帝国と刺し違え、敵基地もろとも爆散する。爆散した後の海原にメタルダーとスプリンガーの幻影が漂う中、砂浜にはトップガンダーとネロス帝国の軍団員の残骸が打ち上げられ、物語は終わる・・という展開だったという。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Dec 13, 2015 08:23:37 PM
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