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カテゴリ:今日のCD
'73年発表の6枚目。
「ロックとクラシックの融合」は、プログレにおける1つの大きなテーマではないかと思う。 クラシックの曲をロック化したり、オーケストラを導入したり、クラシックの手法を取り入れて曲作りをしたりとそのアプローチは様々である。 PROCOL HARUMの場合も「ロックとクラシックの融合」という文脈の中で語られる場合が多いが、彼らの場合、先に「ロックとクラシックの融合」という目的があるのではなく、自分達が作りたい音楽、自分たちが美しいと思う音楽が、結果的にオーケストラの導入という形を取ったように感じる。 イギリスならではの端正なサウンドに満ちた本作は、彼らのアルバムの中で1、2を争う完成度だと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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