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カテゴリ:今日のCD
'10年発表の作品。
EL&Pの名曲「タルカス」を吉松隆がオーケストラ化し、藤岡幸夫指揮で東京フィルハーモニー交響楽団が演奏したライブ盤。 吉松隆の編曲はあくまで「オーケストラ化」であり、決して「クラシック化」したものではない。 原曲の持つロックとしてのダイナミズムさを失う事無く、非常に考え抜かれたスコア及び楽器の選択がなされている。 「タルカス」以外の曲は3曲。 吉松隆作のアトム・ハーツ・クラブ組曲第1番は、プログレへのオマージュであり、タイトルに反して主にEL&Pがテーマになっている。出だしはまさに「タルカス」からの引用であり、同じアルバムにあると、ちょっと・・・と感じる。 ドヴォルザークの弦楽四重奏曲「アメリカ」はアプローチがキース・エマーソン的かなとも思う。 黛敏郎の「BUGAKU」は、少しこのアルバムとしては違和感がある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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