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フィギュアスケート時々バレエ~浅田真央とパトリック・チャン応援記

フィギュアスケート時々バレエ~浅田真央とパトリック・チャン応援記

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2014年12月29日
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暫く更新出来なくて、本当に申し訳ありませんでした。グランプリファイナル、全日本と、フィギュアスケートファンにとっては息つく間もないここ半月でしたね。

羽生選手のグランプリファイナル連覇、全日本3連覇は、シーズン初めの中国杯でのあの事故の事を思えばまるで奇跡のようなとしか言いようがない、夢かと疑いたくなる程の「偉業」だったと思います。羽生選手、おめでとうございます。本当に凄過ぎるよ。あなたの鉄の意志の勝利だと思う。けど、それにしても余りに尖り過ぎておられるようにお見受けしました。鋭利な刃物であるかの如く、うっかり近づけばスパーンと切られてしまいそうだった。その「鋭さ」に思わずたじろぐ程でした、私は。彼のインタビューを聞いていて。何故こんなにも刺々しいのだろう、と疑問に感じる位だったので、昨夜のニュースを聞いて妙に「納得」してしまいました。腹痛を抱えておられ精密検査を受ける為に入院されるとの事ですね。本当に心配ではあるのですが、やはりそれだけ自分自身と闘っておられたのだと納得出来ました。本当に極限まで自分自身と闘い、ご自身を追い詰めておられたのだと。羽生選手の鉄の意思と不屈の精神には感服する以外にもうありません。何度も言うけど本当に凄いよ、羽生選手は。けど、だからこそお願いしたい。今度こそは、今回こそは、スケートの事など何も考えずにひたすら休養して下さいと。それが彼のファン皆の思いであり、願いである筈です。ゆっくり休息し、身体を労わる「義務」が羽生選手、あなたにはあります。ほんの少しでいいから、自分自身を甘やかして上げて下さい。何かに憑かれたかのように演技に向かって行く羽生選手の姿には他の誰にもない「魅力」があると思うし、それが羽生結弦なのだという事も私は十二分に分かってるつもりではあるのだけれど、それでも精密検査が必要な程、自分自身を追い詰めるのはもう止そう、と私は言いたい。怜悧この上ない羽生選手に、私ごときが物申すのはナンセンスだと自分でも良く分かってはいるのだけれど、それでも私は羽生選手の最高のパフォーマンスを何度でも見たい贅沢なファンだからやっぱり言わせて貰います。「今度こそは」ひたすら休息する時だと。ゆっくり休養して身体を万全な状態に戻して、試合に戻って来て下さい。身体が万全でなければ、ベストなパフォーマンスなんて出来る筈もないのだもの。身体を壊してしまっては元も子もないという事。どうか体調を万全にして戻って来て下さい。中途半端な状態で戻って来たりしたら許さないからね。

羽生選手の「バラード第一番」が好き過ぎて、殆ど毎日のように演技を見てしまいます。彼の歴代のプログラムの中でももしかしたら一番好きと言っていいかも知れない。時折バトルの面影がよぎるのだけれど、それは仕方ないね(笑)。バトルがパトリックに振付けた「エレジー」も本当に美しい作品だったけれど、「バラード第一番」も本当に美しいプログラムだ。パトリックの演じる「エレジー」は純度の高いクリスタルのように透明な美しさで輝いていた作品だったけれど、羽生選手の演じる「バラード第一番」はどう表現したらいいのだろう?難しいのだけど敢えて言うなら、「羽生結弦的美しさで一杯の作品」かな(笑)。この「羽生結弦的」というのがポイントで、羽生選手の場合パトリックのような無色透明の美しさというものは先ずあり得なくて、羽生結弦という人間の「業」のようなものが隠しようもなく露わになってしまってるのね。というか隠す気などそもそも微塵も無いか。けどその「業」が例えようもなく魅力的にプログラムを彩っていて。「業」に美しさを感じるなどと言うと変な気がするけれど、羽生結弦の魅力はその「業」を感じさせる所にこそあるんだよねぇ、と私は思っている。「業」こそが美しく、魅力的に燃え盛るのだ、彼の気持ちの入った演技というのは。
「バラード第一番」はもう殆ど完成形を見せて貰ったような気分ではあるけれど、やはりノーミスの、否パーフェクトな演技を絶対に見たい!いつか、でいいです、いつか、でいいですから羽生選手、絶対に見せて下さい。いつまでも待っていますから。

そして町田選手・・余りに突然過ぎて、唐突過ぎて、いまだに頭の中が混乱しています。晴天の霹靂とは正にこの事。正直何故?としか思えない自分がいます。町田選手ご自身が下された重い「決断」なのですから、その想いを当然尊重すべきだ、との思いは勿論あります。けど頭では理解出来ていても「心」は別なのですね。研究者になりたいという町田選手の想いは理解出来るし、応援したいと思いますけれど、それにしても何故「今」なのだろう?との思いを拭い去る事が出来ません。勉強はいつでも始める事が出来るけれど、スケートは(トップレベルのアスリートとしては)「今しか」出来ないのに・・「第9」の完成形が見たかった。もう一度表彰台に立つ彼の姿が見たかった。それがまさか、今回の全日本が最後になろうなんて・・・

宇野昌磨、山本草太という、とてつもない可能性を秘めた選手も全日本で見ることが出来ました。特に宇野選手は、今現在の時点でも十二分に世界で闘って行ける選手だと感嘆しました。ジュニアグランプリファイナルでの演技も見事の一語に尽きる演技でしたし、これはもの凄い「化け物」が出て来たという印象です。彼の事は全日本で何度か見ていましたけれど、昨年のこの大会では4Tは勿論3Aも跳べなかった選手が、僅か3か月余りで完璧にマスターされるだなんて!羽生選手の宿命のライバルと呼べるであろう選手は彼なんじゃなかろうか?というような、もの凄い「予感」がします。本当に楽しみです。
山本選手に関しては、14歳の若さ、というか幼さとはとても信じられないようなスケーティングの美しさに惚れ惚れさせられました(宇野選手もそうですが)。「滑り」を見ているだけで心地よい気分にさせてくれる14歳のスケーターなんて、初めて見たと思います。宇野選手もそうなのですが、ジャンプの質も素晴らしい、にも関わらずジャンプだけが突出していません。というか、ジャンプのみが突出していないからこそ、質も素晴らしくなるのでしょうね。あくまでもスケーティングの一環として、完全に流れの中に溶け込んだジャンプが跳べる。全ての要素を流れるようにこなす事こそが、今のフィギュアスケートにおいては最も重視され、求められている事だと思うのですが、宇野、山本の2選手は共に完璧にこの要求を充たした演技を今の時点で行う事が出来ているのです。この調子で修練を積んで行って下されば、ゆくゆくどんな選手に成長される事か。日本男子は、これから益々とんでもない時代に突入しそうです。正に「黄金時代」。この2選手からは眼が離せません。本当に楽しみでならない選手がまたしても現れました、しかも2人も。





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最終更新日  2014年12月29日 21時32分50秒
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