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風物詩が各地にございますが、福島県白河市のだるま市もそのひとつです。行ってみようと思っていながらも年に1度のことですので、その日のタイミングを逃してしまいますとまた翌年となってしまいます。今回は、取材がてら足を運ぶという目的のもと参加することができその雰囲気を味わうことができました。 話には聞いていました日本一のだるま市。白河市天神町から本町までの約2キロの通りの両側に、だるまや縁起物などを売る700軒近い出店が軒を連ねておりました。昔ながらのイカ、たこ焼き、焼きそばを焼く匂いと、最近はジャガバターや信州おやきなどもあります。いったいこれだけの出店どこからやってきたのだろうかと思うくらいの数でした。 白河だるまは、白河藩主松平定信がお抱え絵師の谷文晁(たにぶんちょう)にだるまの図柄絵付けを描かせたと伝えられているものです。福々しい縁起だるまとして全国に名高い「白河鶴亀松竹梅だるま」。眉毛は鶴、髭(ひげ)は亀、耳髭は松と梅、あご髭は竹を表しています。 だるま販売の方に撮影許可の声を掛けました。だるま市をWEBにて紹介しておきますと言いましたら、「渡辺半次郎をよろしくです」との声、たまたま声を掛けたのですが製造元の渡辺だるま店のあるじであったのだろうか。 現在、白河だるま作りは、佐川だるま製造所と渡辺だるま店が白河市横町の通りを挟んで向かい合い年間を通じて伝統のだるま作りをしています。だるま市で販売されていただるまは16種類の大きさがありました。だるまを買って神棚に献じ、毎年一回りずつ大きなだるまに買い換えるんだそうです。 天神町の西側両サイドは、植木市が開催されておりました。植木を運んできたトラックのナンバーが群馬ナンバーであったのをみつけたので、ドアーサイドの住所を確認しましたら千代田町赤岩の文字を発見。私の生まれ故郷の隣町から、この白河市まで毎年遠征しているんだそうです。今年の景気はどうでしたか?と尋ねましたら、年季の入ったおばさんから「しぶいね」の声を聞きました。ふるさとの訛りなつかし植木市でした。赤岩の小久保自転車屋さんの息子さんの教え子だったんですよと45年前の話が通じる世界へタイムスリップできたのは、傑作でした。(笑) 帰りは、こちら方面に行ったときは、よく立ち寄る鏡石町の不動の湯(ホテルまるなか)にじっくり浸かって温まってから帰宅となりました。 ■白河だるま市 ・だるま市 福を求めて 人の波 ・七転び 八起き縁起の だるま市 ・ふるさとの なまりなつかし 植木市 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008/02/13 11:11:06 PM
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