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カテゴリ:百人一首
百人一首 18番歌 住の江の 岸による波 よるさへや 夢の通い路 人めよくらむ すみのえの きしによるなみ よるさへや ゆめのかよいぢ ひとめよくらむ 作者:藤原敏行朝臣(ふじわらのとしゆきあそん) 藤原 敏行(ふじわら の としゆき、生年不詳 - 延喜7年(907年)、または、延喜元年(901年)は、平安時代初期の歌人、書家。陸奥出羽按察使・藤原富士麻呂の子。三十六歌仙の一人。 夢の中でさえ、逢いに来てくれないという恋歌。当時は男性が女性のところに通う、通い婚であった。藤原敏行朝臣は男であったが女性が作るような歌を発表して人気だったということです。 この歌が18番歌に選ばれたのは、いつの時代も男の願望であったのあろうか。選者の藤原定家も粋な歌を18番歌にしたものです。 「住の江」は、摂津国住吉(せっつのくにすみよし=現在の大阪市住吉区)の海岸。歌の舞台となった「住之江」は、現在の大阪市住吉区の近くの海辺、現在の住之江区はその隣に位置している。 ※ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013/03/22 02:30:59 PM
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